昨日、娘の短大時代の担任でしたという先生がわざわざ娘に会いに来てくれた。
我が家は小さな商店を営んでいるので、お客さんが来たのかなと思ったら先生だったため驚いた。
時々偶然やって来た他の先生に、担任の先生は全然来てくれないと話していたらしく、そのことを耳にした担任だった先生がわざわざ出張の帰りだったのでと立ち寄ってくれた。
まさかそんなことを言っていたとは。
わざわざ立ち寄っていただいたにも関わらず、当の本人は残念なことに用事があって早退。
先生も娘も残念そうでした。
タイミングが合わなかったのね。
家に帰ってきてから、ラインでお礼送ってた。
先生とラインするのか。
さて、このことで私は中学生時代の担任の先生を思い出した。
入学式の日に出会ったその先生は、3年間の長きにわたって担任をしてくれていた。
卒業して高校生になって、中学校の文化祭に友人たちと連れ立って会いに行ったところ、卒業したんだからもう会いに来なくてもいい、みたいなことを言われてショックを受けた記憶がある。
良く会いに来てくれたねと、喜んでくれると信じて疑わずに行ったのに、こんな先生が3年間担任だったのかとがっかりした。
もういいや帰ろうと、友達たちと玄関へ向かって行く途中部活の顧問の先生に出会った。
いつも笑った顔など見たことも無い保健室の先生。
我々の顔を見るなり、「どうして私のところに会いに来ないの?」と尋ねられてしまった。
正直真顔であまり笑わないから、怖いイメージしかなかったためとも言えない。
保健室の先生に近況報告をしているうちに、元担任の先生は今担任している子たちに対応で大変なんだろうなと気持ちを改めることができた。
今になって思ってみると、担任の先生よりも部活の顧問だった先生は厳しいけれど情に厚い先生だった。
中学校は、バスを使っていかなければたどり着かないほど遠い場所にあったこともあり、担任の先生に会っただけではつまらない思いを抱えたまま帰って来ていたのかもしれない。
帰りに保健室の先生に会えたことで、傷ついた気持ちを修復してもらえた気持ちだった。
その後、当時の担任だった先生も保健室の先生もどうしているのかな。
卒業してからだいぶ時間が流れてしまった。
お店の常連さんに小学校1,2年生の時の担任の先生が来てくれている。
当時の面影はうっすらあるものの、だいぶお年を召されて最初は誰だかさっぱりわからなかった。
書いた文字を見て、見覚えのある文字に一気に当時の記憶が蘇ってしまった。
その文字で気が付き再開できた。
中学校時代の先生のことを書いていたのに、さらにさかのぼってしまった。
ちょっと余談だけれど、私は小学校中学校高校とすべて登校し皆勤賞を貰っている。
ただ、このことが何かメリットがあったかというと、特に何もない。しょうがないのでちょっとした自慢話ということにしている。大体「へーすごいねー」って言われて終了。話がちっとも広がらない。いいんだ。自己満足だもの。
何で休まなかったんだろう?休む理由がなかったうえに、どうやら丈夫に出来ていたらしい。多少具合が悪くても、誰も心配してくれないんだもんな。まあ、心配かけるのも嫌だしな。
今までお世話になってきた先生たち、今頃どうしてるのかな。
娘たちがお世話になった幼稚園の先生は、まだ50代の若さで2人亡くなってしまっている。高校の時の校長先生もだいぶ前に亡くなったことを耳にした。
思い出深い先生もいれば、あまり記憶にない先生もいるものの、存命の先生たちには、元気で活躍していてほしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます