図書館で図鑑を借りてきたってハナシ。
最近息子用の絵本を図書館で借りることが多くなった。
そこで俺もなんか本でも読もうかってことで、色々図鑑を借りることにした。
今回は『宇宙大図鑑』『伝説の生き物大図鑑』『海賊大図鑑』『地獄大図鑑』なんぞを借りてきたんだけどね。
宇宙大図鑑は基本的にネットに上がっているような宇宙のハナシなんだけど、写真付きでドーンと観られるのが良いですね。
伝説の生き物大図鑑はこの辺もゲームとかファンタジー小説によく出てくる生き物なので、真新しさこそないけどやっぱ画像付き・イラスト付きなのがありがたい。
海賊大図鑑は海賊の海での生活や有名な海賊たちが並んでいた。この辺もどっかの個人サイトやYotubeの解説動画かなんかでよく聞いた話ではある。
あと気になったのがアメリカ大陸を発見した人って基本コロンブスではあるんだけど、最近はもうレイフ・エリクソンってのが主流なんですかね?
何か図鑑にも「コロンブスよりも前に実はヴァイキングがアメリカ大陸を見つけてたんですよ~」って書かれてて、もうこの主張が今の通説なのかなって。
レイフ・エリクソンはお恥ずかしながら『ヴィンランド・サガ』で初めて知ったんだよね。
で、そこで調べて初めて「レイフさんが初めてアメリカ大陸行ったんか......!」ってなったってクチなわけ。
こうしてみると、俺もゲームや漫画が入り口になることが多いなと常々感じるよな。
俺の世代って子供のころはインターネットはなかったけど、それでも活字よりも画像・映像ありきのコンテンツで育った世代なんだろう。
だから入り口もやっぱそうなるんだろうな。
地獄大図鑑は、キリスト教の地獄が印象的だった。
アレ一度地獄行きになるともう戻ってこられないのね。
ヴェーダやウパニシャッドや仏教的な所から始まってる考え方だと、輪廻転生が前提にあって。
その転生先に六道ってのがあって、六道の括りの1つに地獄があるんですわってハナシだからね。
地獄でのお勤め終えたら次しっかりやれやってなるわけじゃん。
言い方悪いけど、「悪いことしても次から頑張っていけば、どっかのタイミングで輪廻から解脱できまっせ」ってなるわけ。
まあそのどっかのタイミングがウン億劫とかクッソふざけた時間なんだけどな。
「劫」って単語が表す時間のたとえがどんなもんか調べたら頭おかしなるで。
その劫の億倍やからな。めげるわ。悟るころには宇宙終わってそう。
でもそんな気が遠くなるって言い方すら陳腐になる長い時間でも、どっかで悟ることができて輪廻の流れからフェードアウト出来ちゃう時期は来るって断言してる。
半面、キリスト教には救いはないんですか?救いはないね(レ)
しかも地獄に落ちる基準が「神の存在を信じるかどうか」だからね。
「神様の存在信じてたら悪いことしないっしょ~(笑)」的な発想なんだろうけど、ソレにしたって十字軍中々激熱じゃないですかね......
メガテン的に言えばあの顔面に全ツッパでテメーの人生捧げられるかどうかってハナシなわけでしょ。
難しいよな~。ソレだったら亡者上等で人間性捧げる方がまだ良いかも分かんないね。
ただ信じるモノが統一されているから、一度そういうもんだって思っちゃえば意思決定の速さとか納得度の速さとかはこっちの考え方の方が早い気がする。
アメリカや欧州で何か問題起きた時に出てくる行動意識や団結意識の速さって、こういうところから来てるんじゃないかなって。
他には北欧神話的な世界観もった地域だと、やっぱ戦えるヤツかそうじゃないかなんだよね。
戦えるヤツはヴァルハラ行けるけど、そうじゃないヘニャチン野郎はニヴルヘイムでも行ってろってなるわけで。
まあヴァルハラが天国なのかって言ったらどうなのと俺みてぇな陰キャは思っちゃうわけだけど。
ヴァイキング的な発想だと北の国々で生き延びていくためにはそういう考えじゃないとやっていけないんだろうなって。
我等が日本はどうなのというと、神道的なところですね。死んだら黄泉の国に行くっていう。
「日本は宗教無い」とか言われること多いし、俺らも普段あんま意識しないんだけど、一応神道っていう自国の宗教あるんだけどね。
で、神道的な発想だと、死んだら黄泉の国に行って、時として草葉の陰から氏神として見守っとるよっていうハナシ。
ただ、黄泉の国は伊弉諾と伊弉冉のくだりからもわかるように、穢れとかそういう言い方しているから、あまり良い言い方はされないね。
死んじゃったら天国どうこうじゃなくて、俺らと世界が違っちゃうんだよ触れちゃダメよ的なイメージ。
やっぱ自然信仰な発想に近いのかなって思った。
あと古事記観る限りだと、常世国とかもあるんだけどな。
アレと黄泉の国をどう関連付けるとかは、思想系の学部で卒論とかのテーマに出来ちゃうんじゃないの?(笑)
あとよく地獄の絵で見かける「閻魔大王によって生前の行いを裁判にかけられる」構図って仏教と中国の十王思想が混ざった結果なんだね。
やっぱその国その地域の土地柄・お国柄によって、地獄という世界を通して死生観が違ってくるもんだね。
この図鑑が個人的には一番興味深かったかな。俺が思想系の学科出てるからってのもあるけども。
そんなわけで図書館で借りてきた図鑑が面白かった。
今後も図書館で興味持った本を借りてこようと思った。
最近息子用の絵本を図書館で借りることが多くなった。
そこで俺もなんか本でも読もうかってことで、色々図鑑を借りることにした。
今回は『宇宙大図鑑』『伝説の生き物大図鑑』『海賊大図鑑』『地獄大図鑑』なんぞを借りてきたんだけどね。
宇宙大図鑑は基本的にネットに上がっているような宇宙のハナシなんだけど、写真付きでドーンと観られるのが良いですね。
伝説の生き物大図鑑はこの辺もゲームとかファンタジー小説によく出てくる生き物なので、真新しさこそないけどやっぱ画像付き・イラスト付きなのがありがたい。
海賊大図鑑は海賊の海での生活や有名な海賊たちが並んでいた。この辺もどっかの個人サイトやYotubeの解説動画かなんかでよく聞いた話ではある。
あと気になったのがアメリカ大陸を発見した人って基本コロンブスではあるんだけど、最近はもうレイフ・エリクソンってのが主流なんですかね?
何か図鑑にも「コロンブスよりも前に実はヴァイキングがアメリカ大陸を見つけてたんですよ~」って書かれてて、もうこの主張が今の通説なのかなって。
レイフ・エリクソンはお恥ずかしながら『ヴィンランド・サガ』で初めて知ったんだよね。
で、そこで調べて初めて「レイフさんが初めてアメリカ大陸行ったんか......!」ってなったってクチなわけ。
こうしてみると、俺もゲームや漫画が入り口になることが多いなと常々感じるよな。
俺の世代って子供のころはインターネットはなかったけど、それでも活字よりも画像・映像ありきのコンテンツで育った世代なんだろう。
だから入り口もやっぱそうなるんだろうな。
地獄大図鑑は、キリスト教の地獄が印象的だった。
アレ一度地獄行きになるともう戻ってこられないのね。
ヴェーダやウパニシャッドや仏教的な所から始まってる考え方だと、輪廻転生が前提にあって。
その転生先に六道ってのがあって、六道の括りの1つに地獄があるんですわってハナシだからね。
地獄でのお勤め終えたら次しっかりやれやってなるわけじゃん。
言い方悪いけど、「悪いことしても次から頑張っていけば、どっかのタイミングで輪廻から解脱できまっせ」ってなるわけ。
まあそのどっかのタイミングがウン億劫とかクッソふざけた時間なんだけどな。
「劫」って単語が表す時間のたとえがどんなもんか調べたら頭おかしなるで。
その劫の億倍やからな。めげるわ。悟るころには宇宙終わってそう。
でもそんな気が遠くなるって言い方すら陳腐になる長い時間でも、どっかで悟ることができて輪廻の流れからフェードアウト出来ちゃう時期は来るって断言してる。
半面、キリスト教には救いはないんですか?救いはないね(レ)
しかも地獄に落ちる基準が「神の存在を信じるかどうか」だからね。
「神様の存在信じてたら悪いことしないっしょ~(笑)」的な発想なんだろうけど、ソレにしたって十字軍中々激熱じゃないですかね......
メガテン的に言えばあの顔面に全ツッパでテメーの人生捧げられるかどうかってハナシなわけでしょ。
難しいよな~。ソレだったら亡者上等で人間性捧げる方がまだ良いかも分かんないね。
ただ信じるモノが統一されているから、一度そういうもんだって思っちゃえば意思決定の速さとか納得度の速さとかはこっちの考え方の方が早い気がする。
アメリカや欧州で何か問題起きた時に出てくる行動意識や団結意識の速さって、こういうところから来てるんじゃないかなって。
他には北欧神話的な世界観もった地域だと、やっぱ戦えるヤツかそうじゃないかなんだよね。
戦えるヤツはヴァルハラ行けるけど、そうじゃないヘニャチン野郎はニヴルヘイムでも行ってろってなるわけで。
まあヴァルハラが天国なのかって言ったらどうなのと俺みてぇな陰キャは思っちゃうわけだけど。
ヴァイキング的な発想だと北の国々で生き延びていくためにはそういう考えじゃないとやっていけないんだろうなって。
我等が日本はどうなのというと、神道的なところですね。死んだら黄泉の国に行くっていう。
「日本は宗教無い」とか言われること多いし、俺らも普段あんま意識しないんだけど、一応神道っていう自国の宗教あるんだけどね。
で、神道的な発想だと、死んだら黄泉の国に行って、時として草葉の陰から氏神として見守っとるよっていうハナシ。
ただ、黄泉の国は伊弉諾と伊弉冉のくだりからもわかるように、穢れとかそういう言い方しているから、あまり良い言い方はされないね。
死んじゃったら天国どうこうじゃなくて、俺らと世界が違っちゃうんだよ触れちゃダメよ的なイメージ。
やっぱ自然信仰な発想に近いのかなって思った。
あと古事記観る限りだと、常世国とかもあるんだけどな。
アレと黄泉の国をどう関連付けるとかは、思想系の学部で卒論とかのテーマに出来ちゃうんじゃないの?(笑)
あとよく地獄の絵で見かける「閻魔大王によって生前の行いを裁判にかけられる」構図って仏教と中国の十王思想が混ざった結果なんだね。
やっぱその国その地域の土地柄・お国柄によって、地獄という世界を通して死生観が違ってくるもんだね。
この図鑑が個人的には一番興味深かったかな。俺が思想系の学科出てるからってのもあるけども。
そんなわけで図書館で借りてきた図鑑が面白かった。
今後も図書館で興味持った本を借りてこようと思った。