今日はカミさんと映画「君の名は。」を観てきた。
今更ながら観てきた。
観終わって焼肉を食いながら感想を言い合って、今帰宅した。
今回はこの作品の感想を書いていく。
まず、結論としては「超面白かった」である。
何か真新しい要素があったというわけではない。
よくある身体入れ替わりものに時間軸を絡めた感じだ。
シナリオ自体もご都合主義的に進んでいくところもあった。
ただ、それでも面白かったと感じたのは、押しつけ感が少なく、気持ちよく観られたからだった。
各キャラクターの心情やストーリーの演出が、ご都合的な展開を押し付けることなく、綺麗に進んで行った。
観終わった後に「このシーンは結構強引だったな~」という事はあっても、観ている最中は苦ではない。
こういう良い意味で誤魔化せている演出は、本当に上手いし、観ていて楽しい。
あと伏線も結構あって「ああ、このシーンはこのためにあったのか」とか「乳を揉むシーンを毎回挟んでたのはここでインパクトを出す為か・・・!」みたいな感じで、観ててグッとくる。
キャラクターも高校生だったので感情移入しづらいかなと、観る前は思っていたが、観始めたら彼らの気持ちが凄い分かる。
それだけ話が良い。
また、サブキャラもかなり良いキャラだ。
個人的なお気に入りは奥寺先輩。
これを演じてたのが長澤まさみだってんだから尚更驚きだ。
長澤まさみって言やあ俺の中では映画「涙そうそう」で観たのが印象的だった。
あの時は甘えん坊な妹キャラだったけど、こういうアンニュイで魅惑的なお姉さんタイプも出来るのか。。
これは結構衝撃だった。
ラストの「君もいつか、ちゃんと幸せになりなさい・・・」ってシーンはかなりグッときちゃった。
左手の薬指に指輪があったから尚更。
この作品の中で一番好き。
こういう憧れの先輩キャラをしっかり演じた長澤まさみは本当に素晴らしいと感じた。
あと市原悦子も良かった。というかもうこの辺りまで来ると匠の域だ。
温かみと渋みのある、素晴らしい演技。
あと名取早耶香のキャラも純朴な友達キャラとして凄い良い。
なお中の人についてだが、クッソ汚いホモビ発言するヨゴレなわけないだろ!いいかげんにしろ!
次に、背景描写。
これは周囲の評価の通り、匠の技だ。
日差しの部分だったり、田舎の山々にかかる霧の部分だったり、描写がすごい細かくリアリティがある。
こういう背景美は、見辛さを極力なくしていて、観ていて違和感がなく気持ちがいい。
そしうて最後に言いたいのはRADWIMPS。ラッド。
まあ何というか、観る前は凄い不安だった。
あんな甘ったるい歌詞をひねり出し、声が女々しい奴らがちゃんとフィットするのか。
いや俺は好きだよ。ラッドの楽曲は本当に好き。ちゃんとアルバム全部きいてるよ。
ちゃんとライブとかにも行ったよ。
おん?「マニフェスト」か。アレは擁護しようがないな。ごめんあれは生理的に無理。
なおカミさんはラッドは嫌いだ。
バンプオブチキンとよく混同している。
あと女々しいとかカマっぽいバンプとか言っていたと思う。
ん、カマっぽいは言ってたかな。言ってたの俺かもしれない。まあ言ってたんだよ。
そんなラッド嫌いのカミさんも、今回の映画での楽曲はかなり好評だった。
「これに関してはラッド見直した」とか言ってた。
勘違いしないでほしくないのは、あくまで「君の名は。」の中での楽曲が良かったって話だ。
なんだろう、歌詞自体は確かにいつものような感じ。
ちょっと女々しい感じで恋愛中毒丸出しみたいな。
地下室タイムズで「RADWIMPSの歌詞は恋愛でベロベロに酔っぱらった状態」と評されるのも何かわかる。
ただ、それくらいの方がこの作品の中では良いのかもしれない。
恋愛中ってのはそれくらい熱でうなされるような情熱的な側面があるというのは否定できない。
特に物語後半で物語序盤の描写の伏線が回収されるわけだけど、ああいうグッとくるシーンなんかは確かにラッドの曲が似合う。
かたわれ時の時なんかはもうアレよ。ここでラッド出さねえでいつ出すんだって感じだもんな。
とにかく、ラッド嫌いだったカミさんが、今回は良かったっていうくらい、楽曲がストーリーに合っていた。
ちゃんとストーリーを邪魔せず、良い感じに補強している。
この辺は野田洋次郎上手い。素晴らしい。
以上のような感じだ。
終わってみて、真新しさこそないものの、ジーンと来てしまった。
DVDとかが出たら買っちゃうかもしれない。それくらい凄い面白かった。
今更ながら観てきた。
観終わって焼肉を食いながら感想を言い合って、今帰宅した。
今回はこの作品の感想を書いていく。
まず、結論としては「超面白かった」である。
何か真新しい要素があったというわけではない。
よくある身体入れ替わりものに時間軸を絡めた感じだ。
シナリオ自体もご都合主義的に進んでいくところもあった。
ただ、それでも面白かったと感じたのは、押しつけ感が少なく、気持ちよく観られたからだった。
各キャラクターの心情やストーリーの演出が、ご都合的な展開を押し付けることなく、綺麗に進んで行った。
観終わった後に「このシーンは結構強引だったな~」という事はあっても、観ている最中は苦ではない。
こういう良い意味で誤魔化せている演出は、本当に上手いし、観ていて楽しい。
あと伏線も結構あって「ああ、このシーンはこのためにあったのか」とか「乳を揉むシーンを毎回挟んでたのはここでインパクトを出す為か・・・!」みたいな感じで、観ててグッとくる。
キャラクターも高校生だったので感情移入しづらいかなと、観る前は思っていたが、観始めたら彼らの気持ちが凄い分かる。
それだけ話が良い。
また、サブキャラもかなり良いキャラだ。
個人的なお気に入りは奥寺先輩。
これを演じてたのが長澤まさみだってんだから尚更驚きだ。
長澤まさみって言やあ俺の中では映画「涙そうそう」で観たのが印象的だった。
あの時は甘えん坊な妹キャラだったけど、こういうアンニュイで魅惑的なお姉さんタイプも出来るのか。。
これは結構衝撃だった。
ラストの「君もいつか、ちゃんと幸せになりなさい・・・」ってシーンはかなりグッときちゃった。
左手の薬指に指輪があったから尚更。
この作品の中で一番好き。
こういう憧れの先輩キャラをしっかり演じた長澤まさみは本当に素晴らしいと感じた。
あと市原悦子も良かった。というかもうこの辺りまで来ると匠の域だ。
温かみと渋みのある、素晴らしい演技。
あと名取早耶香のキャラも純朴な友達キャラとして凄い良い。
なお中の人についてだが、クッソ汚いホモビ発言するヨゴレなわけないだろ!いいかげんにしろ!
次に、背景描写。
これは周囲の評価の通り、匠の技だ。
日差しの部分だったり、田舎の山々にかかる霧の部分だったり、描写がすごい細かくリアリティがある。
こういう背景美は、見辛さを極力なくしていて、観ていて違和感がなく気持ちがいい。
そしうて最後に言いたいのはRADWIMPS。ラッド。
まあ何というか、観る前は凄い不安だった。
あんな甘ったるい歌詞をひねり出し、声が女々しい奴らがちゃんとフィットするのか。
いや俺は好きだよ。ラッドの楽曲は本当に好き。ちゃんとアルバム全部きいてるよ。
ちゃんとライブとかにも行ったよ。
おん?「マニフェスト」か。アレは擁護しようがないな。ごめんあれは生理的に無理。
なおカミさんはラッドは嫌いだ。
バンプオブチキンとよく混同している。
あと女々しいとかカマっぽいバンプとか言っていたと思う。
ん、カマっぽいは言ってたかな。言ってたの俺かもしれない。まあ言ってたんだよ。
そんなラッド嫌いのカミさんも、今回の映画での楽曲はかなり好評だった。
「これに関してはラッド見直した」とか言ってた。
勘違いしないでほしくないのは、あくまで「君の名は。」の中での楽曲が良かったって話だ。
なんだろう、歌詞自体は確かにいつものような感じ。
ちょっと女々しい感じで恋愛中毒丸出しみたいな。
地下室タイムズで「RADWIMPSの歌詞は恋愛でベロベロに酔っぱらった状態」と評されるのも何かわかる。
ただ、それくらいの方がこの作品の中では良いのかもしれない。
恋愛中ってのはそれくらい熱でうなされるような情熱的な側面があるというのは否定できない。
特に物語後半で物語序盤の描写の伏線が回収されるわけだけど、ああいうグッとくるシーンなんかは確かにラッドの曲が似合う。
かたわれ時の時なんかはもうアレよ。ここでラッド出さねえでいつ出すんだって感じだもんな。
とにかく、ラッド嫌いだったカミさんが、今回は良かったっていうくらい、楽曲がストーリーに合っていた。
ちゃんとストーリーを邪魔せず、良い感じに補強している。
この辺は野田洋次郎上手い。素晴らしい。
以上のような感じだ。
終わってみて、真新しさこそないものの、ジーンと来てしまった。
DVDとかが出たら買っちゃうかもしれない。それくらい凄い面白かった。