涙目筑前速報+

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向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

サッカー日本代表チュニジア戦所感

2015-03-28 01:04:00 | スポーツ
サッカー日本代表の話。
昨日、ハリルホジッチ体制になってから初陣であるチュニジア戦があったのでテレビから観戦していた。
結果としては2-0というまずまずの結果を残し、いい感触だった。
今回の日記では内容や、今日見せてもらったハリルホジッチのサッカーについて、書いていくことにする。


まず、布陣について、早速ハリルホジッチらしい采配だなと感じた。
彼の発言を確認する限りでは、現段階ではベストメンバーを決めておらず、とにかく各選手がどういったことができるのかという情報が欲しいと言っていた。

新生日本代表、横一線の競争へ「決まったベストメンバーはいない」(SOCCER KING) - goo ニュース

そのため、スタメン選手も前回のアギーレ体制の時とはかなり違う顔ぶれとなっていた。
個人的に、槇野がスタメンだったことに驚いた。
あのアナーキーな攻めは時として武器になるが、守備面で不安があるからだ。
しかし、今日の槇野はかなり守備に専念し、相手の攻撃を防いでくれたり、良いフィードを放ったりと、かなり好調なパフォーマンスだった。
この出来なら今後の代表のCBは槇野と吉田という選択肢もありかもしれない。
そう感じるくらい今日は良い出来だった。
併せて、アギーレの時と比べて印象に残ったのが、結構守備が安定しているなという事だ。
もちろん、アギーレの時はウルグアイやブラジルというような相手だったからという事もあるが、ベネゼエラ戦の時も2失点して勝ちを逃したりと、守備面でかなり不安があった記憶がある。
次のウズベキスタン戦でどうなるかはわからないが、少なくとも今日の試合を観る限りでは、守備面ではいい感触だったと思う。

一方で、前半は攻撃陣が今一つピリッとしない。
中盤の競り合いが続き、膠着する時間帯が続く。
川又が何度か良いプレーを見せるが、得点には結びつかなかった。
永井に関しては、よく走って相手を疲労させた点では良いが、やはり足元のプレーに関しては後半に投入された代表組の方が観てて安定しているなと思った。
あと清武はもうちょっと出来たのではないかと感じた。
武藤は今日はサイドのプレーだったが、中央でのプレーがやはり本職なのかなと思う。

そして、後半で相手の動きが少し落ちてきたところに、本田、香川、岡崎といった従来の選手が投入されていく。
その選手たちが見事にゴールを奪うという展開だった。
相手の動きが落ちていたとはいえ、やはり従来の選手は岡田体制やザッケローニ体制の頃から代表でプレーしていることもあり、良い攻め方ができるなあと改めて感じた。
そういう意味でも、前半に出場していた選手たちは、次の機会に今回以上に良いプレーを見せてほしい。

また、宇佐美に関しては、ゴールポストに嫌われたが、素晴らしい裏抜けからのシュートという好プレーが光る。
とにかくボールを持ってからの次の動作が早く、安定している。
香川とのラインも非常に可能性があり、今後が楽しみだ。
守備に関しても結構走って貢献していたし、今後代表に定着するのではないかと思っている。

今日の試合は勝ってうれしいという部分と、面白い良いサッカーをするんだなと感じた。
反面やはり得点したのは従来の選手だっただけに、他の選手の奮起にも期待したい。

次節のウズベキスタン戦でも、選手をある程度入れ替えていく方針のようだ。

ハリルホジッチ、次戦で選手入れ替え示唆「全員がチャンスを得る」(SOCCER KING) - goo ニュース

チームを強くするには、チーム内競争を活発化させることだという意図がしっかり出ていて好感が持てる。
ハリルホジッチは、本当に日本向きの良い監督なのではないかと感じる。
次節も楽しみにしたい。

おーにいっぽー。

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