本当は別の本の感想を書くつもりだったのですが、今回はタイトル通り。
英語学習の一環として、多読学習を進めていて、
現在のところ45万語くらい読んでいる。
主に使用している教材が、NHKラジオ講座のEnjoy Simple Englishで、
普段ほとんどそればっかり聴いたり読んだりしているので、いざGraded Readersやらネイティブ向け児童書を読もうとすると、自分が今どのレベルまで読めるのかさっぱりわからないという事態に陥ってしまうのだった。ダメじゃん。
なんとなくYL(SSSが定める読みやすさレベル)は参考にしながら、たまにCurious Georgeやら、Oxford Reading Tree(Stage3〜9,11+まで読了)なんかの児童書シリーズは、買って一応読んだけど難しい…というモヤモヤする感覚を味わいながらも、学習のペースメーカーとしてラジオ番組を活用する、というスタイルでやってます。
で、先日たまたまMagic Tree Houseが28冊セットで売られているのを見かけてしまったので、
自分には早いかなぁと思いつつ大人買い〜。またかよ。
そして、せっかく買ったし、内容はまだ分からないかもしれないけど、最初だけでも目を通してみようかと。
そしたら「読める…読めるぞ…!」という状態で、自分でもちょっと驚きだった。
Magic Tree Houseの第1巻はYL2.4なので、多読やってる人の平均的なレベルで言うと、もっと早くの段階、20万語〜30万語くらいで読めるようになってるのかも。わたしはかなりペースが遅いと思う。
このMagic Tree House、単語は見たことないものが結構出てくるけど、構文は全然難しくない。
わたしは英語の一文が長いとすぐパニクってしまうけれど、今回は落ち着いて読めた。
文法は難しくないぶん「試験には出ないけどネイティブがよく使う単語」みたいなのが出てくるのだけれど、場面が想像できてたらなんとなく単語の意味は理解できる…という印象。やっぱり辞書を引かないという原則を守るのが良さそう。
この先、巻が進むごとに内容が複雑になるのかもしれないが、これまで通り無理せずマイペースに行くつもり。
というか肝心の内容の感想を書いてないけど!
第1巻は特に恐竜好きの人にオススメ。
あらすじとしては、JackとAnnieという兄妹が不思議なツリーハウスを帰り道の途中で見つけ、気がつくと恐竜の生きていた時代、白亜紀後期に飛ばされていた…というもので。
わりかし現実主義的な兄のJackに対し、妹のAnnieは奔放で空想癖のある性格で、プテラノドンがAnnieの中では「仲良くなれる動物」と認識したらしく、隣んちの犬と同じ名前をつけて心を通わせたり、アナトサウルス(新しい学説ではまた別の呼び名になってるようだが)と友達になろうとしたり…。驚異のコミュ力。羨ましい限りである。
JackはそんなAnnieに手を焼きつつ、出会った恐竜の生態をノートにメモしたりと、こちらも結構楽しんでたんだけど、やっぱり帰らないとまずいって話になる。
そんな二人の前に、
T-REXキターーーーー!!!!!!
まあ恐竜ものでクライマックスにこいつが出てこなかったら嘘でしょうけど!!!
果たして二人はT-REXの餌となることなく元の時代に戻れるのか!?
お約束な展開もありつつ、なんだかんだ盛り上がって最後まで読んだので、冒険ものが好きなら楽しめるはず。
そういやこのシリーズ、邦訳のイラストはアニメっぽいイラストで可愛いんだけど、原書のはちょっと…アニメ絵に慣れてる我々日本人からしたら微妙なのか…笑
ちなみに第1巻の邦題は「恐竜の谷の大冒険」らしい。なるほどなあ。
このシリーズ、第3巻が古代エジプトの話みたいだから今から楽しみなんだよな〜(古代エジプト好き)