似顔絵を描きやすい人・描きにくい人という差があるのはわかりました。
けれどさらに描いていたら、『その人らしい表情』を
つかめるかどうかも重要だとわかってきました。
わたしは、人間が前面に出てくるものは
ほとんど映画しか見ません。
映画の中で役をやる人は、意外と似た感じの役をやっていて、
そのときに『その人』らしい表情というのが
印象に残ることがあります。
でも映画内なので、資料がないのが何より描きにくいです。
自分にとっての印象に残る表情を描けたら
もしかしたら伝わりやすいんじゃないかと思ったりもします。
自分で見たら似ているのか似ていないのかまったくわからなくなるので
ほかの人にも見せてみたところ、
似てるような似てないような感じという、
自分で見たのと同じような評価でした。
誰を描いたか訊かれて答えると、「あー」という感想。
今回以外の似顔絵でも、わたしの描くものは
言われたらそう見えなくもないけれど
素で見たらわからないという判定でした。
『似てね絵』としてクイズにできそうです。
今回は3人分描いてみました。
◆◆画像12-04-16a◆◆
一人目。
◆◆画像12-04-16b◆◆
二人目。
◆◆画像12-04-16c◆◆
三人目。
線を増やせば似るというわけでもないのが
苦しくもあり、おもしろくもあります。