「神橋」のあたりから渋滞がすごいので、歩きます。
歩くのも付近が風情があっていいものです。
石垣がいい感じですね。
ちなみに、今回は小杉放菴美術館から歩いています。
こういう竹林とか、京都の嵯峨野とかを彷彿とさせますね。
何やらお堂がありました。
付近は生垣で区切られ、人が入れないエリアとなっており、そのためいい感じに苔むしています。
こんな由来のあるお堂のようです。
さて、東照宮の入り口が見えてきました。
今回は「神橋」の方から歩いていないので、横から入るような形になります。
駐車場は満車ですよ、この時点で。(ちなみにお昼ごろです)
あがっていきます。
またも石垣がありました。さっきのといい、これらも一つ一つ昔の人が作ったわけですよね。
大変だったでしょうね。
「御仮殿」(おかりでん)が見えてきました。宝物庫を回収する際にここに置いたそうです。
ここを左に行くと、宝塔が見えてきます。
五重塔です。大きいですね。荘厳ですね。
この付近で拝観料を払ってチケットを買います。この日は行列。
ほとんどが外国人でした。すごく人が多かったです。
門をくぐると、最初に宝物庫があります。
人、すごいでしょ???
宝物庫(神庫)が三つあります。上神庫、中神庫、下神庫です。
説明がアレなので、リンク張ります。
この時、下神庫は工事中。
こちらが中神庫です。
なにやら大きな矛があります。
守られているって感じですね。(*´Д`)
こっちが上神庫です。
裏手には神厩舎(神様に奉納する馬を収めておく場所)があり、かの有名な「三猿」(見ざる聞かざる言わざる)があります。
あ、この写真じゃないですね。
↓ ↓ ↓ こっちですね、こっち。
有名な話ですが、この彫刻は猿(人)の一生を表しているそうです。
こんな感じらしいです。
この東照宮はもう、いろいろとすごいのですが、こういう動物の彫刻もすごいんですよね。
例えば、拝観の入り口になる門の狛犬も、実に見事です。
どうぞ、ご覧ください。
江戸時代初期の芸術の粋全てが詰め込まれている場所、それが東照宮です。
さて、お楽しみの陽明門に近づくのですが、いちいち建物が豪華なのです。
例えば上の写真の左側なのですが…、
これ、手水舎なんですよ。拝殿の前に手を洗う場所。
(今はコロナのために封鎖されています。)
それがこんだけ金で装飾されているって、もう…(*´Д`)どんだけカネかけてるの……?
こちらは隣の経蔵。
東照宮では「輪蔵」という名称です。
「八角形の回転式大書架」ってなんなんすかね。もうすんごいそそられるんですけど。
(*´Д`)
ああああ、見たいなあ。
そんで、陽明門近づきました。
もう、人人、人です。
たしか20年くらい前に初めて来たときはこんなではなかったけど…( ;∀;)
右手と左手に鐘楼があります。(正確には左手は太鼓を置く「鼓楼」らしいです。)
こちら、右手の鐘楼。装飾が豪華ですね。
で、「日暮門」とも呼ばれる陽明門です。
この装飾の絢爛豪華たる様は世界に類を見ないでしょう。
みんな写真撮りますよね。(私もですが)
門の随身(「ずいしん」ボディーガード)です。
狛犬です。
金ですよ、コレ(*´Д`)
彫刻です。
白い唐獅子の上に、何事かしている中国風の貴人がいます。
たしか、「色々な遊びを楽しめるほどの太平の世」を表現したものだったような気がします。
「そのくらい平和な世を徳川家康が築いた」という、江戸幕府のプロパガンダだった…かな?
(うろ覚え)
壁面の彫刻はクジャクです。
いや、実に見事です。
灯篭も凝っています。
ハンパないですよね。
本殿に入り、右手に進むと、かの有名な眠り猫がいます。
左甚五郎の。
あまりに精巧過ぎて夜中に動き出していたらしいですね。
裏には雀が。
猫が雀を取るのを忘れるほどの太平の世という意味だそうです。
さて、この眠り猫の下をくぐっていくと、階段です。
山の中の階段を登っていきます。
本殿が見えますね。
ちなみに、この階段、結構長いので、体力に自信のない方はやめておいた方がいいです。
登り切りました。
この鉄の蔵が目印です。
また、狛犬がいました。
この先に行きますと、
あの塔はもしや……!!!
深い杉木立に囲まれた、このエリアは…、
そう、神君家康公の墓所です。
ここに家康公は葬られているそうです。(諸説あり)
ちなみに、この奥にある杉は「叶杉」(かなえすぎ)といって、願いが叶う杉なんだそうです。
だから、みんな頑張って登って来ていたのね…(´・ω・`)
世界遺産、日光東照宮は手入れも行き届いていて、とても綺麗な寺社です。
これは本当に観光したくなるわ~~~。
何度でも見たくなるわ~~。
すごいもん、彫刻。
【撮影日:2023/3/30】
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