南部吟遊詩人の写真館2

盛岡はめっきり涼しくなりました。先週までエアコンで冷房かけていたのに、朝晩は暖房が欲しくなります…(*´Д`)

最近の「日光東照宮」ってどんな感じなんですか?

2023年04月08日 11時21分37秒 | その他地域

「神橋」のあたりから渋滞がすごいので、歩きます。

歩くのも付近が風情があっていいものです。

石垣がいい感じですね。

ちなみに、今回は小杉放菴美術館から歩いています。

こういう竹林とか、京都の嵯峨野とかを彷彿とさせますね。

何やらお堂がありました。

付近は生垣で区切られ、人が入れないエリアとなっており、そのためいい感じに苔むしています。

こんな由来のあるお堂のようです。

さて、東照宮の入り口が見えてきました。

今回は「神橋」の方から歩いていないので、横から入るような形になります。

駐車場は満車ですよ、この時点で。(ちなみにお昼ごろです)

あがっていきます。

またも石垣がありました。さっきのといい、これらも一つ一つ昔の人が作ったわけですよね。

大変だったでしょうね。

「御仮殿」(おかりでん)が見えてきました。宝物庫を回収する際にここに置いたそうです。

ここを左に行くと、宝塔が見えてきます。

五重塔です。大きいですね。荘厳ですね。

この付近で拝観料を払ってチケットを買います。この日は行列。

ほとんどが外国人でした。すごく人が多かったです。

門をくぐると、最初に宝物庫があります。

人、すごいでしょ???

宝物庫(神庫)が三つあります。上神庫、中神庫、下神庫です。

説明がアレなので、リンク張ります。

日光東照宮配置図(別ウインドウで開きます)

この時、下神庫は工事中。

こちらが中神庫です。

なにやら大きな矛があります。

守られているって感じですね。(*´Д`)

こっちが上神庫です。

裏手には神厩舎(神様に奉納する馬を収めておく場所)があり、かの有名な「三猿」(見ざる聞かざる言わざる)があります。

あ、この写真じゃないですね。

↓ ↓ ↓ こっちですね、こっち。

有名な話ですが、この彫刻は猿(人)の一生を表しているそうです。

こんな感じらしいです。

渡辺こども診療所のページへ

この東照宮はもう、いろいろとすごいのですが、こういう動物の彫刻もすごいんですよね。

例えば、拝観の入り口になる門の狛犬も、実に見事です。

どうぞ、ご覧ください。

江戸時代初期の芸術の粋全てが詰め込まれている場所、それが東照宮です。

さて、お楽しみの陽明門に近づくのですが、いちいち建物が豪華なのです。

例えば上の写真の左側なのですが…、

これ、手水舎なんですよ。拝殿の前に手を洗う場所。

(今はコロナのために封鎖されています。)

それがこんだけ金で装飾されているって、もう…(*´Д`)どんだけカネかけてるの……?

こちらは隣の経蔵。

東照宮では「輪蔵」という名称です。

「八角形の回転式大書架」ってなんなんすかね。もうすんごいそそられるんですけど。

(*´Д`)

ああああ、見たいなあ。

 

そんで、陽明門近づきました。

もう、人人、人です。

たしか20年くらい前に初めて来たときはこんなではなかったけど…( ;∀;)

右手と左手に鐘楼があります。(正確には左手は太鼓を置く「鼓楼」らしいです。)

こちら、右手の鐘楼。装飾が豪華ですね。

で、「日暮門」とも呼ばれる陽明門です。

この装飾の絢爛豪華たる様は世界に類を見ないでしょう。

みんな写真撮りますよね。(私もですが)

門の随身(「ずいしん」ボディーガード)です。

狛犬です。

金ですよ、コレ(*´Д`)

彫刻です。

白い唐獅子の上に、何事かしている中国風の貴人がいます。

 

 

 

たしか、「色々な遊びを楽しめるほどの太平の世」を表現したものだったような気がします。

「そのくらい平和な世を徳川家康が築いた」という、江戸幕府のプロパガンダだった…かな?

(うろ覚え)

壁面の彫刻はクジャクです。

いや、実に見事です。

灯篭も凝っています。

ハンパないですよね。

本殿に入り、右手に進むと、かの有名な眠り猫がいます。

左甚五郎の。

あまりに精巧過ぎて夜中に動き出していたらしいですね。

裏には雀が。

猫が雀を取るのを忘れるほどの太平の世という意味だそうです。

さて、この眠り猫の下をくぐっていくと、階段です。

山の中の階段を登っていきます。

本殿が見えますね。

ちなみに、この階段、結構長いので、体力に自信のない方はやめておいた方がいいです。

登り切りました。

この鉄の蔵が目印です。

また、狛犬がいました。

この先に行きますと、

あの塔はもしや……!!!

深い杉木立に囲まれた、このエリアは…、

そう、神君家康公の墓所です。

ここに家康公は葬られているそうです。(諸説あり)

ちなみに、この奥にある杉は「叶杉」(かなえすぎ)といって、願いが叶う杉なんだそうです。

だから、みんな頑張って登って来ていたのね…(´・ω・`)

 

世界遺産、日光東照宮は手入れも行き届いていて、とても綺麗な寺社です。

これは本当に観光したくなるわ~~~。

何度でも見たくなるわ~~。

すごいもん、彫刻。

 

【撮影日:2023/3/30】

 


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