10月の新聞記事をご紹介します。
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国立がん研究センター(東京都中央区)などの研究チームは
血液1滴を使った検査法で卵巣がんを98・8%の高率で判別することに成功したと
国際科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表した。
このチームは、細胞から血液中に分泌される微小物質「マイクロRNA」の変動パターンが
がんの有無の判別に使えることを突き止め、
13種類のがんで正解率95%以上という検査法を開発している。
この検査法で、卵巣がん患者428人に他のがん患者
がんがない人を合わせた4046人の血液を使って
卵巣がん患者の判別精度を調べた結果
がんの進行度を4段階で示すステージ別では
初期の1期で95・1%、2~4期では100%判別できた。
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早期発見されたがんは(部位や悪性度にもよりますが)治る病気になってきています。
体に負担のない方法で早期発見できる、というのは理想的ですね。