先日、
国立がん研究センターの研究グループが、
「イソフラボンの摂取が多いと認知機能障害リスクが高くなった」
との研究結果を報告した、という記事を見かけました。
これは、国立がん研究センターがん対策研究所予防関連プロフェクトの
研究グループが報告したもので、
1990年に長野県佐久保健所管内に住んでいた男女のうち、
1995年と2000年に実施した食物摂取頻度調査票に回答したものを
参考にしたそうです。
※うつの既往がなく2014~2015年におこなった
「こころの検診」にも参加した1036人。
対象者をイソフラボン、大豆製品全体、
豆腐、味噌、納豆、発酵性大豆食品の摂取量の平均値を出して、
摂取量の多さで4つのグループに分類。
その結果、イソフラボンのおもな種類の「ゲニステイン」と「ダイゼン」の間で
高い関係性がみられた、そうです。
イソフラボンの摂取量が多いと認知機能障害のリスクがあがるとの結果がでたのですが、
大豆製品、豆腐、みそ、納豆などとの関連は見られなかったのとこと。
対象者の年齢的な問題もあるようで、今後のさらなる研究が待たれますね。
認知症は2025年には高齢者の5人に1人がわずらうと言われています。
バランスの良い食生活に加え、運動などで生活習慣を見直したいですね。
なにごともバランスが大切ですね!