連日「老後には2000万円の貯蓄が必要」という報道がされていますね。
「2000万円という数字はどこからきたんだ!」
「年金制度は崩壊しているのか!」
「これをチャンスに年金制度を見直すべき!」
「銀行や証券会社の投資PRの一環じゃないか!」
などなど、いろんな議論がされているようです。
私の親(父サラリーマン、母専業主婦)も
「年金じゃ全然足りないよ~」
とぼやいていました。
まだ年金を受け取っていない若い世代は、
かけた年金を満額受け取れないどころか、
少子高齢化で、少ない兄弟で長生きをする親の介護をする必要があり、
介護離職などのリスクもあるので大変ですよね。
以前に評論家の方がこんなことをおっしゃっていました。
「お金を貯める」
というより
「健康で働ける状態である」
ことの方が財産だ。
親が健康で介護の必要がなく、
自分も心身ともに健康で問題なく働ける、
という状態は預貯金や年金額に関係なく
素晴らしいことですね。
お金の計算も大切ですが、
できるだけ元気に働ける状態
を保つことも大切ですね。