おととし、「がん登録推進法」という法律が施行されました。
全国の医療機関からがんの情報を提供してもらったりそのデータを利用したり、
またはそのデータを保護したりする法律です。
その「がん登録推進法」の集計結果が先日発表されました。
発表によると
全国であらたにがんと診断された患者数は
計99万5132人。
<人数>
男性56万6575人、女性42万8499人
(58人は性別不明)
<部位>
大腸、胃、肺、乳房、前立腺の順
<10万人あたりの罹患(りかん)率>
高い都道府県:長崎、秋田、香川の順
低い都道府県:沖縄、愛知、長野の順
罹患率を見ると、いつも健康で話題になる「沖縄」や「長野」に
「愛知」が加わっていますね。
部位別に見ると、いつも上位の「胃がん」「大腸がん」「肺がん」が
やはり上位にきています。
大腸がんは「食事の欧米化と運動不足」
胃がんは「塩分の多い食事」
肺がんは「タバコやアスベスト」
乳がんは「肥満やアルコールの過剰摂取」
が原因のひとつといわれていますね。
それ以外にもさまざまな要因があると考えられますが
普段気をつけることで改善できる生活習慣は
積極的に改善していきたいですね。