先日の新聞記事で、
「母の子宮頸がんが子に移行 羊水に混入し子が肺がんに」
というものがありました。
お母さんのわずらった子宮頸がんが、
出産時に羊水に混ざってしまい、
生まれてすぐ赤ちゃんが泣いたときに羊水を飲んだことによって
その赤ちゃんが肺がんを発症したとのこと。
これは世界初の例として国立がんセンターなどの研究チームが発表したそうです。
赤ちゃんは薬(オプシーボ)や手術でがんを切除したそうです。
小児の肺がん患者は100万人に1人もいないほどまれだそうで、
母子のがん細胞の遺伝子を解析したところ、
DNA配列に同じ変異があったり、
赤ちゃんのがん細胞には男性(赤ちゃんは男子だった)のY染色体が
なかったことから、がんが移行した、と確認されたそうです。
子宮頸がんワクチンの接種は副反応があったこともあり、
二の足を踏んでいましたが、ワクチン接種を前向きに考えなくては
いけないかもしれませんね。