天城山荘をいつ取り壊したか定かではありませんが、”伊豆の自然”第3号に天城八丁池特集の8ページに昭和37年〇月29日、東京営林局が
ハイカーたちの万一の遭難に備えて山小屋を建てたとあります。
現在あずまやが建っている場所に山荘の基礎が残されています。
下側の写真はいつ頃撮った写真か分かりませんが八丁池湖畔に建つ在り日の”天城山荘”です。
今回、運動不足の体を動かすため、しら橋から八丁池コースを歩いてきました。
途中昭文社発行の山と高原地図調査員を案内している踊り子さんと会ったりし、快調に歩き八丁池へ到着です。
池は久し振りに水位が下がっていましたので水神さまにお会いし、以前から気になっていたパイプを辿ってみることにしました。
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平成26年9月15日(月) 単独 天気:晴 所要時間:3時間42分 距離:GPSにて計測=9.95km
【登った山】 八丁池
しら橋12:08---水生地歩道入口12:25---林道横断12:59---八丁池13:43---水場到着14:15---水生地歩道入口15:35---しら橋15:50
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前回の暑さとは打って変って清々しい。
快調に飛ばす。
この一カ月、色々あって体を動かしていなかったが、夏の暑さもなくなったので室ブナまで快適に息切れも無く歩く。
良く見ると沢山落ちているブナの実、芽吹いているではありませんか。
こちらは朽ちたブナから得体のしれないキノコが生えていた。
ヌメヌメしていないのでなめこ系ではないようだ。
で、シロヨメナ
八丁池湖畔のオオカメの木、ところどころ赤から黒に変身中です。
三連休最終日、時間が止まったように長閑です。
八丁池東側湖畔から撮る。
久しぶりに水神さんにお会いしまして
その裏側の巨大ブナにもお会いしまして。
いつもと違った八丁池風景を撮る。
静寂
体を動かすってとても気持ちが良いもんだ。
でもって、探索開始
巨大ブナから東側に30mほど下った地点に山裾から水が湧き出ていました。
苔生した岩の下から出ています。
10mほど下った地点では流水の音が聞こえていますのでそれなりに湧き出ているのが分かります。
でもって、コンクリートでできた水槽を発見
良く見ると電気配線の跡があるではありませんか。
下ってくるときに碍子も落ちていたので頷けます。
当時天城山荘の水はこのタンクから給水していたんですね。
現在あずまやが建っている角にタイル張りの浴槽みたいな跡があったのでなるほどといった感じがします。
それにしてもポンプアップしていたとはね。
こちらは尾根筋に山道が下って行っていましたが、本日は探索するのは止めます。
新しく赤マーキング付けられていました。
赤マーキングを登りきり南西方向へ進み、少し開けた場所から青スズ台が見えています。
その場所からは、片瀬白田集落が見えていました。
と水生地歩道を下って
水生地入口すぐ傍の、廃山葵沢の水で塩のふいた顔を洗い流しまして爽やか八丁池歩きを終了します。
なるほど
そのように見えますな~。