山梨百名山:大蔵高丸
登った山:大蔵高丸(1781m)ハマイバ丸(1752.0m)三等三角点 点名:槻沢頭 大谷ヶ丸(1643.8m)三等三角点 点名:大野
コンドウ丸(1392m) 大鹿山(1236.1m)三等三角点 点名:大鹿山
平成31年3月9日(土) 天候:晴 メンバー:単独 所要時間コンドウ丸まで:4時間24分 距離:GPS計測全行程=10.4km
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①湯ノ沢峠避難小屋05:47---②大蔵高丸06:28---③ハマイバ丸07:06---天下石07:39---④大谷ヶ丸08:18
---⑤コンドウ丸09:11--- ⑥曲沢峠---⑦大鹿山---⑧大鹿峠---⑨林道へ---⑩道証地蔵---⑪昨日の出発点へ
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2019/3/9(土)のログ
3月8日(金)15時12分に湯ノ花峠にある避難小屋に着きました。距離にして10.4kmですので出発を早めれば日帰り登山も
可能ですが、それではマラソンみたいなものでしかありません。
時間的に余裕のある今、大自然に接し陽の出・陽の入りを見る。遊ぶ。静寂と孤独感を楽しみ?非日常感に浸っています。
小屋到着後周辺を散策し小屋下にある水場を(ぐちゃぐちゃで水を汲む気にはなれないな)確認し小屋上のトイレ(冬期閉鎖中)や
林道を少し下ってみました。眺望の良さそうなところはなく、小屋に戻り早めの夕食をします。富士吉田のスーパ「ベイシア」で
購入した、いなり寿司やコロッケ、缶酎ハイ右横に見えているものは・・・イカのげそでございます。昨年の雲取山山行からはいつも買って
お酒の共にしているんです。
小屋は-1℃で寒いですが我慢我慢です。小屋に照明器具が設置されており電気も来ているんです。ま~色々と注意書きが書かれていますがね。
独り占めの小屋では時間が長いんであります。非常に~ です。
日没頃に夕陽を見ようかなと思っていたんですが木々が邪魔している事や寒いこともありカットしました。小屋の窓から撮った夕陽は日光の手前でして。
18時にはシュラフに潜り込みましたが夏用シュラフなので寒いのなんのってたまったものではありません。温度計は-4℃を指しています。
どんな状況下か記しましょう。
夏用シュラフにシュラフカバーを覆います。足先が一番冷えるので足裏にホッカイロを直貼りし靴下(濡れ気味)を穿き、右足にはシュラフカバーの
収納袋を、左足にはレインの収納袋を穿きます。
タイツ+ズボン+ダウンパンツ(腰裏にホッカイロを入れるポケットあり、もちろん入れる)+レインのズボン+ホッカイロをタイツのふくらはぎに貼り付けました。
上はヒートテックの長袖2枚+薄手のダウンジャケット+フリースジャケット+レインウエアー+ポケットにホッカイロを入れなんとか凌ぎました。
小屋の床はカーペット敷きですが、板敷きみたいなもので寝心地は悪いです。ふわーっとしていれば熟睡できるのかもしれませんがちょっと寝てはの繰り返しでした。
3時半頃起床し出発の準備をします。温度計は-7.5℃を指しています。
昨日残った固め(凍り始め)のいなり寿司を食べ、バナナ+菓子パンで朝食を済ませ、パッキングを済ませいざ出発!
出発時間は5時47分、周囲は大分明るくなってきています。
急ぎ足で湯ノ沢峠のお花畑まで上がってきました。
陽が上がり、心象もパッと明るくなり今日も一日元気だ
お~南アルプスにも朝陽が当たり
八ヶ岳や秩父の峰峰も赤く染まり始めています。
大蔵高丸、朝陽に染まっています。
あの上で陽の出を見たかったのですがね~ぇ
身体も大分温まってきていました。半分凍っていた登山靴も柔らかくなり足にヒットしています。
雄叫び一声 お~
南アルプス峰々に空の青さが増してきました。
美しい
きれい
何度も何度もシャッターを押してしまう
甲府盆地も広いな~
八ヶ岳も久しく行っていません。
富士山に向かって歩いています
ここから見る聖岳は尖った円錐形をしています。
これは凄いな~、高層ビルは横浜のランドマークタワーじゃありませんか
陽が大分高くなってきましたが雪は堅くサクサクッと歩きやすい
本当にきれい、日本一の富士山
天下石が見えてきました。
雪がなくなってきましたが風がとても冷たいです。
大谷ヶ丸からは昨日辿ってきた道と違いコンドウ丸目指していきます。
唐松の奥に雪を被って見えているのは南アルプスです。
モクモくっと歩いています。
コンドウ丸に9時11分着、奥に見えているピークは昨日登った滝子山です。
で、後半に続く
避難小屋に泊まられたんですね。
経験ありません。
イカゲソで缶酎ハイはいいかも♪
楽しまれた様子ですね。
翌朝の景色の素晴らしいこと。
言うことありませんね。
日本一の富士山もキレイ。
嬉しくなりますね。
後半もよろしく~
今回泊まった避難小屋は甲州市の注意書きによると火気厳禁、寝泊まりもご遠慮くださいと厳しい注意書きがありました。(災害や緊急時の際に使用する為)
色々と避難小屋は利用していますが、火気厳禁、寝泊まりはだめは初めてでした。
南アルプスなどの小屋は夏季営業が終了すると避難小屋として一部開放してくれています。
地域自治体によって対応が大分違うなと感じました。
都留市や大月市周辺は穏やかな装いの山が多く気に入っています。