東京・武蔵野市議会に注目が集まっている。19日に第4回定例会が開会し、そこで外国人にも住民投票の投票権を認める条例案が審議される。この件が報道されると「外国人に武蔵野市が乗っ取られる」「実質的な参政権ではないか」などとネットを中心に反対論が噴出しているのだ。
一部に誤解があるようだが、あくまで今回の条例が認めようとしているのは住民投票へ参加する権利であって、参政権ではない。
それは理解した上で、なぜ武蔵野市に住民票がある(つまり日本国籍を有している)という要件を外したのか理解不能。
賛成派の意見は「多様性とか住民の市民参加というような部分ですね。いろいろと市に提案できたり、市も民意を分かりやすく取り込めるというメリットがあります」
部外者の“民意”を取り込んでなんの意味があるのか、賛成派はちょっとは考えたのだろうか。多様性とか住民の市民参加というのが条例制定の理由なら、あまりに下らない。
行政を己のイデオロギー主張の道具に使うべきじゃない。
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