10月10日（火）大阪食べ歩きツアー

今日は4時間の大阪食べ歩きツアー。コンラッドホテルにお迎えに行った。右に見えるのがフェスティバルホールが入っているビル。左のビルにコンラッドが入っている。

ロビーにある風神、雷神。

どっちが風神でどっちが雷神なのかわからない。

ゲストは専用車で京都から大阪に来られた。ニューハンプシャー州から来られたご夫妻だった。ご主人のビルさんは80代、奥様は私と同じくらいの年齢。お二人は出会って20周年、結婚して10周年。その記念に旅行を計画された。コンラッドに宿泊され、新幹線ではグリーン車に乗られている。そういうゲストが大阪の下町を見て、どう思われるかちょっと心配。

まずは新世界に行った。アーケードに入ってすぐにこの少女に出会った。奥様、大喜び。ベビーカステラみたいなものが16個積み重なっていた。写真OKで、私も撮らせていただいた。ビルさんに、このピースサインの意味を尋ねられた。

コロナ中にできた弓道場。奥様はなんでも挑戦するタイプの方で、見るなり「やってみるわ。」あまりやりたくなさそうなビルさんもやるしかない、と挑戦された。最初はうまくいかなかったが、店員さんのアドバイスを素直に受けて、お二人とも当たるようになった。楽しそう！

串カツのダルマで、試食。ランチはお好み焼きの予定なので、2本だけ食べていただいた。奥様、紅生姜を注文。大阪人の好きなヤツ。お目が高い。

通天閣に近いところに『ジャンボ釣り船釣り吉』というお店がある。釣り堀で泳いでいる魚をすぐに調理してくれる。今まで面白半分に写真を撮るゲストはいたが、ビルさんはエビがあるなら食べてみたいとおっしゃった。生きている車海老を3匹選んで、いただいた。お通しはカワハギ。ごめんね、と言いながら生きているエビを焼いた。ビルさん、頭から尻尾まで何一つ残さずに召し上がり、私が残した頭まで食べられた。こんなにきれいに食べたら、えびも成仏してくれることだろう。

ナイフショップで、日本の包丁を英語で説明してもらい、地下鉄に乗って、日本橋に向かった。卵焼き器を買いたいとおっしゃるので、黒門市場に行ってから道具屋筋を歩くことにした。

黒門市場。外国人観光客で賑わっていた。

お茶体験が楽しかったそうだ。それで抹茶と茶筅を買われた。

奥様、市場の一軒一軒を覗きたいぐらいの好奇心をお持ちで、案内する方としても楽しかった。調理する前のレンコンやワサビ、興味深げだった。

イチゴ大福を2人でシェア。

この大きなさざえ、なんと4800円。このお店の奥にあるテーブルで食べれる。

ゲストは牡蠣を生で召し上がった。ずいぶん待たされたが、食べるのは一瞬だった。

このあと、道具屋筋へ。お料理が好きなビルさんが卵焼き器と菜箸を買われた。別のお店で、お二人は大きな丸いお皿と四角いお皿と木のスプーンを買われた。買い物用に、スーツケースは空けているそうだ。

あまりお腹が空いていないだろうが、大阪に来たからには、お好み焼きは食べていただきたかった。『風月』に入った。ここでは、お客さんの目の前でお好み焼きを作ってくれる。ネギがいっぱい乗ったお好み焼きと焼きそばを召し上がった。

道頓堀を歩いてツアーは終了。戎橋ではドラムの生演奏。奥様はピアノの先生で、学校も経営されている。音楽が流れてくると気になるようだった。3歳からピアノを習っておられる。ご主人はピアノの生徒だったそうだ。海岸沿いにある大きな邸宅に2人で住んでおられる。お庭はうちの近所にある児童公園よりずっと広く、ずっと美しかった。