日々是好日

4月28日(木)旅箪笥でお茶のお稽古

朝、玄関の戸を開けて外に出ると、ジャスミンの甘い香りが漂っている。ジャスミンは「香りの王様」と言われているそうだ。


今日のDMM会話のトピックは、これ↓

「日本の子供達が将来なりたいもの1位は男の子が警察官、女の子はパン屋さん」
クラレ(ランドセルのクラリーノも作っている)が毎年、6歳の子供に聞いた結果がこうなった。女の子のパン屋さんは24年連続と書かれていた。

なぜか観光が話題になり「フィリピンは外国人観光客を入れるようになったのね」と言うと「選挙前だから。5月9日の大統領選が終わったら、また厳しくなりそう。」とフィリピン人講師は答えた。そして選挙のキャンペーンの写真を送ってくれた。


右の赤いシャツの男性はマルコス元大統領の長男で大統領候補。左の女性はドゥテルテ大統領の長女で副大統領候補。
二人は当選確実らしい。ここでも2世が活躍。ちなみにマルコスの長男の名前は「ボンボン」

午後から、お茶のお稽古に行った。先生の家の玄関で迎えてくれたお花。涼しげ。


床間のお花。マンサクとヒメウツギ


右の主菓子の銘は「若緑」 中に黄身餡が入っていた。先生の手作り。


これも先生の手作り。桜もち

今日は、旅箪笥を使ったお点前を教えてもらった。旅箪笥の歴史は利休にまで遡る。秀吉の北条攻めに従って、利休も小田原に出陣した。陣中では茶会も催され、旅箪笥が使われたそうだ。

上段左の窪みに柄杓をかけ、下段には水指、真ん中の段には棗を置く。お稽古中に、写真は撮りにくいので、終わってから旅箪笥の写真だけ撮った。蝶の螺鈿がフタに細工された棗がとても美しかった。写真を撮りたかった。でも、茶道は一期一会。写真に頼ってはいけないのだろう。

この八千代棚のお点前をした方もいた。


先生がお家元から直々にいただいた、教授の許状や香合などを見せてもらった。大樋焼の香合には、「聴松風」という言葉とともに、お家元の花押(かおう)が彫られていた。先生は教授として認められるくらい修行を積んだ立派な茶道の先生。そのうえ、私のようによくお稽古を休み、覚えの悪い社中にも、とても親切にして下さる。この先生でなければ、お茶のお稽古は続かなかったと思う。








コメント一覧

naoko216
京都の高台寺の塔頭、岡林院というお寺でお茶体験のガイドをしたことがあります。
着物を着たお茶の先生が、点ててくれます。外国人にとって、お茶は不思議なことだらけ。いっぱい質問されます。
お庭がきれいなので喜ばれます。
1-102popra
日本文化をきちんと身に付けていると、外国の方々へのご案内が幅広くできますね🎵
外国語ペラペラと共に、お茶も憧れです☺️
naoko216
お稽古は月に2回。忘れた頃にやってきます。お茶とお菓子とお喋りを楽しませてもらっています。
お免状も取っていません。
クロちゃん
私のようにお茶の世界にまったくご縁のないものにもその世界に足を踏み入れたかのような体験をさせてもらっています
ありがとうございます
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事