荷物だけ預けて、京阪七条駅まで歩いた。そして七条から出町柳まで京阪に乗って、出町柳にあるタクシー乗り場でタクシー2台をつかまえるつもりだった。ところが朝から信じられないミスが連発。七条駅に反対のホームに入ってしまい、ぐるっと回って北行きのホームに行ったのに、なぜか出町柳の手前の祇園四条で降りてしまった。なんでこんなミスをしてしまったのか未だにわからない。四条からタクシーを2台見つけてなんとか金閣寺にたどり着いた。早起きしてろくに朝食を食べていないゲストにあまりに申し訳ないので、無理矢理タクシー代を払わせていただいた。
舎利殿が遠くに見えるところ。ボクちゃんとシェリーちゃんは舎利殿を手に乗せた写真をお父さんが撮っていた。15歳の長女さんは、つまらなそうな顔をされていた。お年頃ですから。あんまり旅行に来たくなかったのかもしれない。私の長女が15歳の時、北海道に家族で行くはずだったが、当日になって行かないと言い出した。理由は言ってくれなかった。息子は一応受験生だったので、結局、次女だけを連れて行った。
金閣寺から嵐山まではゲストがウーバー・プレミアムで大きな車を呼んでくれた。私に任せられないと思ったのかも? 1台で全員が乗れる。ウーバー・プレミアムは最初から行き先を知らせて呼ぶことになっている。嵐山は広いので、行き先を間違うと面倒なことになる。mikami shrine(御髪神社)という英語を見つけることができて、ホッとした。
金閣寺から嵐山まではゲストがウーバー・プレミアムで大きな車を呼んでくれた。私に任せられないと思ったのかも? 1台で全員が乗れる。ウーバー・プレミアムは最初から行き先を知らせて呼ぶことになっている。嵐山は広いので、行き先を間違うと面倒なことになる。mikami shrine(御髪神社)という英語を見つけることができて、ホッとした。
竹林でも雨が降り続いた。いつものように絵コンテを見せながら説明することはできなかったが、傘をさしながら、5人が円陣を組んだ写真を撮られた。雨でもめげないご家族だった。ご夫妻はフランス生まれで今はマイアミに住んでおられる。子供さんたちは家ではフランス語、学校では英語を話すそうだ。5人とも完璧なバイリンガル。家族間ではフランス語を話すことが多かった。8歳のシェリーちゃんも、英語もフランス語も自由に話す。すごいな。
ご家族はベジタリアンなのでお寿司が食べたいとおっしゃった。奥様は枝豆をご所望。それでランチは三条の『がんこ』にした。嵐山から『がんこ』までウーバータクシーで30分くらいかかる。そうだ、basic Japaneseのプリントを渡そう。いつもは最初に渡すが、今朝はそんな余裕がなかった。ご主人のジョゼフさんとボクとシェリーちゃんは、熱心に学習?してくれた。
そして『がんこ』に着くなり、学習の成果を発揮。“Kon-ichi-wa”と」言いながら『がんこ』に入った。
みなさん、お腹がすいていたようで、タブレットでマグロと鮭を中心にバンバン注文された。枝豆は4鉢。長女さんは鮭の押し寿司に入っている野菜(壬生菜)を嫌がったので、私が板前さんに頼み込んで壬生菜を抜いてもらった。シェリーちゃんが、醤油の代わりにうなぎのタレを欲しいと言った。店員さんに聞いてみたが、却下された。食事中の家族写真を撮るときは、“Oi-shi-i”と言わせた。
私はカツとじ定食をいただいた。味が濃かった。
またウーバーを呼んでもらい、タクシーで伏見稲荷大社に向かった。しばらくするとボクちゃんが口から血を出した。一瞬『がんこ』の前で買ったイチゴを食べたのか、と思ったが、やはり血だった。乳歯が抜けたのだった。全然痛くないと言っていた。お母さんが歯をティッシュで包み、大事そうにポーチに入れた。ドライバーさんも含めて、みんなでお祝いした。
親切なドライバーさんは任天堂の本社前で停車してくれた。ゆっくり写真が撮れた。スーパーマリオのマスコットはない。
伏見稲荷の千本鳥居。奥様の顔が輝いてきた。雨の中、写真を連写。
雨なので熊鷹社には行かずに奥社でUターンした。帰り道でもパシャパシャ。みなさん、片手で上手に写真を撮される。私はゲストのスマホで写すとき、落としてはなるまいと緊張しながら両手で写す。
そして最後のタクシー移動。清水寺に向かった。車中で奥様が伏見稲荷について質問された。「祈りを捧げている雰囲気はないんだけど、ほんとに祈っているの?」よくぞ、聞いてくれた。奥社までは人がいっぱいでテーマパークみたい。だからなるべく熊鷹社まで連れて行きたいと思っている。熊鷹社まで行くと、神秘的な雰囲気がある。「稲荷山全体がsacred(神聖)で山頂まで登ると聖なる雰囲気を味わえますよ」と答えた。確かにあんなにガサガサしていると願いが叶いそうもない。稲荷信仰は山頂まで登ってこそ達せられる。清少納言も登ったそうだ。
清水寺に到着。ジョゼフさんは片手で家族の写真をたくさん撮される。奥様は素敵なポーズをとられる。奥様は服装もメイクもネイルも完璧。ジョゼフさんに「奥さんは昔、モデルか何かなさってたのですか。とても美しいですね」と言ったら、それをそのまま奥様に伝えていた。本当にそう思った。私は心にもないことを言えないタチなので。
またウーバーを呼んでもらい、タクシーで伏見稲荷大社に向かった。しばらくするとボクちゃんが口から血を出した。一瞬『がんこ』の前で買ったイチゴを食べたのか、と思ったが、やはり血だった。乳歯が抜けたのだった。全然痛くないと言っていた。お母さんが歯をティッシュで包み、大事そうにポーチに入れた。ドライバーさんも含めて、みんなでお祝いした。
親切なドライバーさんは任天堂の本社前で停車してくれた。ゆっくり写真が撮れた。スーパーマリオのマスコットはない。
伏見稲荷の千本鳥居。奥様の顔が輝いてきた。雨の中、写真を連写。
雨なので熊鷹社には行かずに奥社でUターンした。帰り道でもパシャパシャ。みなさん、片手で上手に写真を撮される。私はゲストのスマホで写すとき、落としてはなるまいと緊張しながら両手で写す。
そして最後のタクシー移動。清水寺に向かった。車中で奥様が伏見稲荷について質問された。「祈りを捧げている雰囲気はないんだけど、ほんとに祈っているの?」よくぞ、聞いてくれた。奥社までは人がいっぱいでテーマパークみたい。だからなるべく熊鷹社まで連れて行きたいと思っている。熊鷹社まで行くと、神秘的な雰囲気がある。「稲荷山全体がsacred(神聖)で山頂まで登ると聖なる雰囲気を味わえますよ」と答えた。確かにあんなにガサガサしていると願いが叶いそうもない。稲荷信仰は山頂まで登ってこそ達せられる。清少納言も登ったそうだ。
清水寺に到着。ジョゼフさんは片手で家族の写真をたくさん撮される。奥様は素敵なポーズをとられる。奥様は服装もメイクもネイルも完璧。ジョゼフさんに「奥さんは昔、モデルか何かなさってたのですか。とても美しいですね」と言ったら、それをそのまま奥様に伝えていた。本当にそう思った。私は心にもないことを言えないタチなので。
清水坂では奥様が扇子を買われた。美しいものを見つけるのがお上手。
産寧坂でも雨。それでもぐずらない子供たち。気持ちの強いご家族だった。
産寧坂でも雨。それでもぐずらない子供たち。気持ちの強いご家族だった。
八坂の塔に寄り、維新の道まで降りた。最終目的地の祇園まで歩いて10分くらいだが、ジョゼフさんはウーバータクシーを呼ばれた。シェリーちゃんの靴がグジュグジュで可哀想だった。祇園で芸舞妓の写真を見せて簡単に説明した。雨なので舞妓さんが歩いてお茶屋に行くことはないだろう。花見小路を歩き、屋根のある四条通りでお別れした。屋根があるので四条通りを散策したいそうだ。最愛の奥様に素敵なギフトを買ってあげてください。旅行の企画者はジョゼフさんだが、ボスは奥様だった。ツアーの後、ボクちゃんはポケモンセンターに行くことを楽しみにしていたが、奥様の鶴の一声「NO」で夢は叶わなくなった。どこが一番良かったかと尋ねたら、お年頃の長女さんも答えてくれた。竹林だった。午後からだんだん喋ってくれるようになった。奥様はもちろん、伏見稲荷。そのほかの人は金閣寺だった。朝、私の度重なるミスを謝りたいのでタクシー代を払ったが、それ以上のチップをいただいてしまった。気を遣わせてしまい、申し訳なかった。今日も素敵なご家族と一期一会のツアーを楽しませていただいた。ありがとう。明日は良い天気になりそう。奈良の鹿、可愛いよ。
京阪の祇園四条から電車に乗った。たまたま『洛楽』に乗れた。京都から大阪までノンストップ。34分で走る。