先生は華道小原流の先生でもある。
これは2つの花器を使った琳派調といわれる生け方だと教えてもらった。
俵屋宗達・尾形光琳らによる琳派絵師達が描いた絵画的世界を花で表現する方法だと言われている。
先生は、生けてから2〜3日経っているので、ススキが少々ぐったりしているのを残念がられていた。
お茶のお花は7種
水引の赤・水引の白
フジバカマ・玉咲フジバカマ(白い花、背の高い方がフジバカマ)
ホトトギス(紫色)・エビソウ(海老に似ている赤い花)・ノコンギク
お茶では11月が始まりの月。10月まで風炉でお点前をして、11月からは炉になる。最後の月、10月は名残惜しい気持ちを込めて、ありったけのお花を生けてもいいことになっている。
五行棚
陰陽五行の「木火土金水」で構成されている。
木ー棚(杉板)
火ー炭火(今日は電熱)
土ー陶器の風炉
金ー釜
水ー湯
風炉を真ん中に置いて、水指は細めのものを左に置く。
色々な種類のお菓子を出していただいた
いつまでも上達しないが、優しい先生とお仲間に囲まれて、ほっこりした時間を過ごさせていただいている。もう少し、上手にならなければ、先生に申しわけない。
昨日放送されたBS TBS 「報道1930」を録画で観た。
テーマは「再生エネルギー」
ゲストはこの方たち
再生エネルギーで、日本はこんなに世界に遅れをとっている。化石燃料の比率がこんなに高い。
15兆円も払って、化石燃料を輸入している。日本は再生エネルギーの資源国なのに、なぜ自国にない資源を使うのか、と末吉さんが言った。サウジアラビアとUAEの2030年の再エネ目標は、日本より高い。UAEのこの写真のソーラーは、日本がお金を融資したが、パネルは中国製だそうだ。
これは我が家のソーラーパネル。4年くらい前に設置した。屋根の補修費を含めて200万円くらいかかった。電気は関西電力に売っている。ガイドをしているとき、家の写真を見せて「こんな小さな家が高かったんですよ〜」をネタにしていた。ゲストの中には、ソーラーパネルに気付いて「SHARPイイネ」と言ってくれた。
2019年のセキスイハイムのブログには次のような記述がある。
シャープは太陽光パネルから撤退する方向で調整に入っている。液晶パネルの採算性悪化に加えて、中国メーカーの安価な太陽光パネルの台頭により収益が悪化していた。
「液晶のシャープ」は何処へ?
デンマークが、再エネ84%を達成した理由が説明された。デンマークは太陽光には恵まれていないのに、産業界、国が真剣に取り組んだ。そして「気候問題」を緩和するためには、消費や富を“大幅に制限“してもかまわないと思っている市民が55%いる。将来の人々の幸せを考えることができる人がいる。
さらに再エネを輸出産業にする計画がある。総工費3兆8700億円。8月2日のYahoo ニュースによると、東京オリンピックの総費用は4兆円に迫ることになるそうだ。
日本一の再エネ市、浜松市。再生エネルギーの占める割合が63、4%
日本一の再エネ市、浜松市。再生エネルギーの占める割合が63、4%
2011年の原発事故をきっかけに、市長のリーダーシップで、市が動いた。国が動くのを待っていられない。
斎藤幸平さんの発言が印象に残った。(なぜ日本では再生エネルギーが進まないかという質問に対して)
人権という概念が欠如している。気候変動によって、貧しい人から犠牲になっていくことに対する想像力が働いていない。
選挙で1票を投じるだけでなく、市民としてできることがあるのではないかと思った。
今夜の夕食
クリームシチュー、茹で卵たっぷりのポテトサラダ、アスパラとベーコンの炒め物
息子の家にも持っていった。
シチューは牛乳やバターで作る。市販のルーを使うより美味しい、と私は思う