あの悲惨な大震災から5ヶ月が過ぎました。
先日、仙台で出演させて頂いたFMたいはくの高橋さんからこんなメッセージが
届きました。
「8月11日、被災地福島、宮城、岩手の沿岸10か所で、
午後7時同時に「冥福と復興を祈る花火」が打ち上げられました。
死者の魂の迎え火です。
言葉では言い表せないほどのたくさんの悲しみが、今も続いています。」
改めまして、被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。
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そして、6月に主催致しました、鈴木ナオミ復興イベント義援金のご報告です。
今回、2641ポンドの義援金が集まりました。(29日Blastbeat 775ポンド)
協賛頂いた企業様、日本から応援にかけつけて下さった夏木マリさん、斉藤ノヴさん
小柳ゆきさん、中ノ森文子さん
ミュージシャンの方々、在英日本人会の方々、メディアの方々、ご来場頂いた方々、
ボランティアでお手伝いして下さった方々、本当に有り難うございました。
被災地の方々にもロンドンからの熱い応援は伝わったと思います。
改めまして、賛同してくださった全ての皆さんに心から感謝いたします。
実は先月、帰国し、今回発売されたチャリティーCD『Mother』と、
イベントでご来場者の方々に書いて頂いた被災者の方々へのメッセージを、
自ら直接被災地へお届けして参りました。
現地では、HOMEの詩をいっしょに作成して下さった
佐藤さんと、私を応援して下さる、そして私が応援するsmf311の皆さんが
『Team Naomi!』というのを結成して下さり、そしてそれぞれが
「Team Naomi」の名刺を持っていて下さり、
しかもロゴまで作って下さり!!!
今回の訪問に同行して下さいました。皆さんとても素敵な人ばかりで
温かく迎えて下さり、
そして、最後は皆さんにホームでお見送り頂き、感無量でした。
滞在中、現地ラジオ局のFMいずみ797 と、FMたいはくに出演させて頂き
今回のチャリティーCDの曲、『HOME』と『MOTHER』
をかけて頂きました。
訪問した被災地では、まだ無惨な瓦礫が残り、
土台だけになってしまい、全てを流されてしまった住宅地。
瓦礫の中に、ビデオテープとか、洗剤とか、お茶碗とか
普通の生活にあった普通のものを見た時、
普通の幸せな生活を突然もぎ取られてしまった人々の怒りと、
悲しみを感じずには居られませんでした。
避難所では希望をなくした方々が大変な生活を余儀なくされていました。
避難所の人々の表情は「怒る事」も「泣く事」も「喜ぶ事」も忘れたように、
無表情で悲しく、「復興がどれくらい進んでいるか?」
と尋ねたところ「1%くらい」との返事で、
本当に心が痛くなり、まだまだ復興には時間がかかる事を実感いたしました。
今回の訪問では、継続的な支援の大切さをつくづく感じ、
これからも真心からの応援をして行こうと心に誓いました。
また積極的に子供達の支援をして行きたいと思います。
とっておきの音楽祭(11年間9都市で「音楽のちからで生きる」ことを
テーマに開催)を運営する「オハイエプロダクツ」というNPOがあります。
このNPO関係者の方々、そしてsmf311のメンバーの方々とは
今回の訪問で一緒に被災地を訪れ、今後の支援について協議をいたしました。
オハイエプロダクツは震災当初から炊き出しや支援物資搬入など諸々の
支援活動を行ってきました。
また毎週他の支援団体が足を運ばないエリアを自らすすんで
訪れ支援活動を行っています。
こういった、実際に被災地で活動されていて、
活動状況などの情報交換が明確にできる機関に義援金を送らせて頂き、
連携して情報を共有し合い、継続的かつ具体的支援を目指して参りたいと思います。
今回のイベントのテーマ『ずっと忘れない為に。ずっと応援し続ける為に。』
を胸に。共に手を取り合って!!
また、今後のCDの収益金も引き続き義援金にさせて頂きたいと
思いますので どうか、皆さんダウンロード、購入をしてください!
被災地の皆様のご協力により
現地の新星堂さんでCDを置いて頂けるようになりました。
ロンドンでは、JP-BOOK(三越地下)さんに置いて頂いています。
多くの方にこの「応援歌」が届き、被災者の方々が少しでも
元気を取り戻して頂ける事を心から願っています。
iTunes : http://itunes.apple.com/jp/album/mother-ep-single/id444145676
Amazon http://www.amazon.co.jp/Naomi-Suzuki-with-her-friends/dp/B0055UFKP0
http://www.youtube.com/watch?v=F0IdqtTV_bM
現地では、これからさまざまな音楽イベントが企画されていて、
被災地の皆さんが、心を一つにして頑張っています。
どうか応援宜しくお願いいたします。
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ロンドンでは暴動が起こりあちこちの街で火の手が上がり、
あちこちのショップが攻撃され略奪されました。
どう見ても普通の主婦とか、学校の先生とか、チャリティーをやっている人まで
便乗していっしょに「略奪」に参加してたりするので、
もうわけがわからない状態になりました。
2011年。ここまでは激動の年です。
でも、被災地の方々も、ロンドンの被害者も
今この時、その場所で生きてしまっているのだからこの運命には逆らえません。
逆らえないけど勇気を出せば、変えて行く事はできるかもしれない。
皆で力を合わせて、勇気を持って世界平和を願いましょう!!
継続は力なり
鈴木ナオミ
HOME の歌詞
Lyrics Naomi Suzuki & Toshiyuki Sato ( Victim of Tsunami)
人が星になったあの日
夜空はとても綺麗でした
誰かつぶやく
「今までだって、見えてたのに見なかったんだよ。」
明日が約束されるのなら
少しだけ前に進めるように
一緒にいようよ そばにおいでよ
行きたくなったら行けば良いから
立ち止まっている人の耳にも届くかな
いつでも歩き出せる
眠り方、笑い方、泣き方忘れても
全てなくした訳じゃないから
I wanna cry but I don't know how to cry.
愛情出し合って Hold on tight
人の温もりそばで感じたい
I wanna fly and I will know how to climb
雨をシャワーにする日があれば
上を向いて水たまりはじく
もう取り戻したいとは思わない
普通の事がうれしい それだけ
明日が約束されるのなら
少しだけ前に進めるように
いつだってもどってカミングホーム
Everybody's looking for おかえりホーム
遠くて 想う カントリーホーム
行く先 告げるプラットフォーム
眠り方 、笑い方、泣き方忘れても
全てなくした訳じゃないから
ゆっくりゆっくり進んで行こう
自分の前のその道を
I wanna cry but I don't know how to cry.
愛情出し合って hold on tight
人の温もりそばで感じたい
I wanna fly and I will know how to climb
Everybody wanted coming home
Everybody wanted coming home
Everybody wanted coming home
Everybody's looking for おかえりhome