鈴木ナオミ劇場 舞台裏

鈴木ナオミ活動報告まとめ版

 「新型コロナ 感染するまで他人事」「後遺症で苦しんでいます」

2020-12-06 19:12:52 | Weblog
お願いです。人を油断させないで。
 
「新型コロナ 感染するまで他人事」
 
コロナ騒ぎから1年もたたないのに6万人の死者を出した
私が住むイギリスで
12月8日から、一般のワクチン接種がはじまります。
日本は、イギリスの2倍の人口ですから、
日本の人口では、12万人死亡のイメージです。
イギリスでは、1日1000人死亡の日もありました。
 
勇気を出して言います。
同じウィルスのはずなのに
「ただの風邪」だと声高に叫ぶ人が多い日本。
ちょっと想像力を働かせればわかると思う。
世界中が経済を止めてまでも封鎖しなくてはいけなかった理由が
「ただの風邪」であるはずがないことを。
世界のリーダー達は知っていた。
経済を回すために犠牲者が出るのは仕方がないということを。
 
データ的には日本は世界に比べて
感染者数も死亡者数も少ないかもしれません。
普通の肺炎で年間10万人が亡くなっていることに比べたらコロナはごくわずかです。
感染者のうち8割は軽症です。
でも、それは皆でマスクをし、感染予防対策をし、
物凄い自粛をしてきた結果なのです。
もしこれを「ただの風邪」だと、感染予防対策をしなかったら
こんな数では済まされなかったはずです。
 
真面目に言うけど、まず、
「ただの風邪」だろうか、「普通のインフル」だろうが感染するより
しない方がいいに決まってます。
 
だから、健康な人や、経済を回したい人が声高に「ただの風邪」と叫んで他の人を油断させ、感染拡大させないでほしい。
怯えている疾患のある人も、高齢者を抱える人も沢山います。
思いやりをお願いします。
「ただの風邪」と思う人はそれでいいので、黙って自分のやりたいことをやればいい。
 
感染予防対策は続けなければ、死亡者はさらに増え続けるでしょう。
高齢者が8割とかいいますが、それが自分の家族だったらどう思いますか?
「老衰の人がほとんどではないか?」のコメントみて、身震いした。
私は、今日まで元気だった両親を、最後は会うことはおろか、手も握れず、抱きしめることもできず、突然コロナで亡くしたくはありません。
 
行きつけの美容室の美容師さんがいいました。
この8ヶ月間に、家族、親戚、友人8人が亡くなったそう。。
 
イギリスは何ヶ月も外出制限をし、
(ロックダウン前の繁華街)↓
 
街には誰もいなくなり、
(ロックダウン中の繁華街 ↓)
都市封鎖をしたにもかかわらず、
その結果、6万人亡くなった。
もし、皆が「普通の風邪だ」と何もしなかったらどれくらい亡くなっていたのか。
だから、本当に油断しないでほしい。
 
この「たかが風邪」で1年も経たないのに世界中
153万人が亡くなっています。(2020年12月6日現在)
1週間前は145万人でした
そして、この数字はこれからも増え続けるのです。
ワクチンが失敗したら
そのうち世界の人口の40%が亡くなるかもしれないという話も聞きました。

死体が街に溢れかえり、死体保存用の冷凍トラックがそこここに
放置された都市もある
日本の人たちは、日本の事しか考えていないし、世界に目を向けていない。
 
<後遺症の恐ろしさ>
私は、新型インフルに感染しました
その後、ちょっとした事で頻繁に、大量の血を吐き
「謎の肺炎」を発症し、長い間診断がつかなかった。
その新型インフルもコロナの一種で、後遺症だとわかったのは
コロナの研究が進んだごく最近です。
 
新型インフルの激しい咳症状が治った3ヶ月後
突然、大量の血を吐いた。
発症当時、私は隔離され、
医者が深刻な顔で入れ替わり立ち替わり病室に入ってきて
「激しく空気の悪い工場などで働いているか?」
「採石場などで働いたことはあるか?」
「ヘビースモーカーか?」
など、意味不明な質問を矢継ぎ早にして
不思議な顔をして私をじっと見る。
肺が真っ白になっていました。
 
「結核の仲間」「細菌性肺炎」「気管支拡張症」
医師によって、いろんな診断がつく中、
呼吸器系専門医も「ミステリー」だと。
出血による窒息の恐れがあるので肺摘出を勧められましたが
シンガーとしては命取りだから騙し騙し生きてきて
最終的には、日本で、肺の動脈が破裂する血管の病気といわれ
去年手術しました。

 
この病状に10年間悩まされ、細菌感染に怯え
本当に、ちょっとした体調不良でドバッドバッと想像を絶するほどの、
恐ろしい量の血を吐きました。
去年の初めには、相当厳しい症状で最後はもうだめだと、
限界ギリギリで命辛々手術を受けました。
たかが、インフルです。
でもこんな恐ろしい後遺症に10年間も悩まされているのです。
そして、コロナが拡大されたこの8ヶ月の間、ただただ、家に引きこもっているしかないのです。
基礎疾患や、病気に怯え、高齢者を抱え怯える
人たちが世の中にいると言うことを理解してほしい。
 
未知のウィルスを甘くみてはいけない
この先、人体に何が起こるか誰もわからない
それは私が実証します。
 
こんなことになって、経済が回らなくなって
生活が脅かされそっちの方が深刻というのは事実です。
 
だけど、たかが風邪だと気を緩めるのは絶対間違いです。
もう一回いいます。
「たかが風邪」でも、「普通のインフル」でも
感染しない方がいいに決まってる
 
出来る限りの予防と「用心」の心構えを!
この思いは、出歩く人への批判ではなく
今、命がけで 戦っている医療従事者へ向いています。
 
私の知り合いの医療従事者は、切実な思いを叫んでいます。
いつも、
「お願いだから甘く見ないでください。マスクをしてください。
私にも家族がいることをわかってください」
と悲痛な叫び声をあげています。
 
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コメント
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