9月6日(日)
「上野コース」ガイド
集合は、いつものJR上野駅公園口
お客様の中に義足ユーザーさんも含まれているとのこと
上野公園のバリアフリーなどについても調査したいとのこと
5つのグループに分かれるけど できるだけ一緒に行動して欲しいとのこと
「はい、了解しました」
先ずは西郷隆盛像をバックに記念撮影
グループ毎にスタートとなる
私のグループには義足ユーザーさんが男女2名
その女性 短パンなので義足は丸出し(この表現ごめんなさい)
思わず目をそらす
西郷隆盛像→彰義隊の墓→清水観音堂→上野大仏→上野東照宮→五重の塔→弁天堂→
階段ですから気を付けてください
道が滑りやすいから気を付けてください
説明よりもこんな言葉が先に出る
ところが
「は~い」と 一番明るく答えてくれる人
「知らなかった~すごい!」と 一番反応してくれる人
「え~おもしろい!」と 一番感動してくれる人
「きれい~」と すぐ写真を撮る人
さっさと靴を脱いで真っ先に本堂へ上がる人
その人は義足の女性
私も しっかりと彼女を見た
短パンから健康的な足がスッと伸びている
義足の太ももの部分は明るいブルーにピンクのハイビスカス
何て素敵なんだろう
何て健康的なんだろう
それなのに
私は 目をそらしていました…
別れた後
素敵な義足の女性はどんな人だろう
PCで あれこれ検索を試みました
見つけました!
やはり素敵な女性でした!
あの人の名は大西瞳さんです。
日刊スポーツ
300人リレーコラム
選手、コーチ、関係者を含め、五輪好きの芸能人など、300人が20年東京五輪・パラリンピックに夢をつなぎます。
2015年9月3日16時15分
かっこいい義足もっと見て/大西瞳さんのコラムから
<パラ陸上・T42(片大腿切断)クラス 女子100メートル、200メートル、走り幅跳び日本記録保持者>
2012年からNHK・Eテレの障がい者バラエティー番組「バリバラ」で司会を務めています。
毎回、ミニスカートなどで義足を露出しています。ソケット部分にはハイビスカスの派手な絵柄を入れています。
みなさん競技用は見たことがあっても、日常の義足を見る機会はほとんどないですよね。
今の義足はすごく機能的でかっこいい。だからもっと見てもらいたいと思っています。
00年9月に風邪から心筋炎を患い、足の付け根からカテーテルを入れる治療が合わず、右足が壊死(えし)して
太ももから切断しました。
心臓にはペースメーカーを入れました。
最初の義足は歩くこともできませんでした。
そこで切断障がい者の陸上クラブ「ヘルスエンジェルス」を設立していた義肢装具士の臼井二美男さんに義足をお願い
しました。01年のことです。
私は中学、高校と陸上部で中長距離をやっていましたが、再び陸上をやろうとは思っていませんでした。
競技を始めたのは臼井さんから「走れるようになると、きれいに歩けるようになるよ」と言われたから。
義足の女性はみんなきれいに歩きたいと思っています。
今は私も若い子に「きれいに歩けるようになるよ」と陸上に誘っています。けっこうみなさん始めますよ。
競技用の義足は約100万円もします。
私は区役所で働いている公務員なので経済的には厳しいですね。
高価だからこそ真剣に競技に打ち込まなければというモチベーションにはなりますが、陸上を始める人には大きなハードル
です。だから少なくとも子供たちには義足の購入資金に補助が出るような制度があればと思います。
そうすると競技の普及にもつながります。
12年のロンドン・パラリンピックは補欠で現地で観戦しました。
満員の会場がすごい熱気で、観客も陸上競技をよく知っていて感動しました。
13年にはあのウサイン・ボルトも出場した国際大会のゴールデンガラ(ローマ)に招待されて、T42クラスの
女子100メートルに出場しました。大きな声援を浴びて、レース後はサインもせがまれました。
観客にとって健常者も障がい者も同じ陸上選手なんです。
国民性やスポーツ文化が違うので難しいとは思いますが、5年後の東京パラリンピックもそんな大会になってほしい。
こんなビッグチャンスはもうないですから。(2015年3月25日本紙掲載)
【注】年齢、記録などは本紙掲載時。
JR上野駅公園口・東京文化会館側に集合
事前に石段や階段、段差を確認したものの
いつもと違う配慮が必要?
と思ったが違った!
今回もまた
素敵な人たちとの出会いがあった
そしてまた一つ
学ぶことがあった
素敵な義足の
まるでファッションを楽しんでいるような義足
「上野コース」ガイド
集合は、いつものJR上野駅公園口
お客様の中に義足ユーザーさんも含まれているとのこと
上野公園のバリアフリーなどについても調査したいとのこと
5つのグループに分かれるけど できるだけ一緒に行動して欲しいとのこと
「はい、了解しました」
先ずは西郷隆盛像をバックに記念撮影
グループ毎にスタートとなる
私のグループには義足ユーザーさんが男女2名
その女性 短パンなので義足は丸出し(この表現ごめんなさい)
思わず目をそらす
西郷隆盛像→彰義隊の墓→清水観音堂→上野大仏→上野東照宮→五重の塔→弁天堂→
階段ですから気を付けてください
道が滑りやすいから気を付けてください
説明よりもこんな言葉が先に出る
ところが
「は~い」と 一番明るく答えてくれる人
「知らなかった~すごい!」と 一番反応してくれる人
「え~おもしろい!」と 一番感動してくれる人
「きれい~」と すぐ写真を撮る人
さっさと靴を脱いで真っ先に本堂へ上がる人
その人は義足の女性
私も しっかりと彼女を見た
短パンから健康的な足がスッと伸びている
義足の太ももの部分は明るいブルーにピンクのハイビスカス
何て素敵なんだろう
何て健康的なんだろう
それなのに
私は 目をそらしていました…
別れた後
素敵な義足の女性はどんな人だろう
PCで あれこれ検索を試みました
見つけました!
やはり素敵な女性でした!
あの人の名は大西瞳さんです。
日刊スポーツ
300人リレーコラム
選手、コーチ、関係者を含め、五輪好きの芸能人など、300人が20年東京五輪・パラリンピックに夢をつなぎます。
2015年9月3日16時15分
かっこいい義足もっと見て/大西瞳さんのコラムから
<パラ陸上・T42(片大腿切断)クラス 女子100メートル、200メートル、走り幅跳び日本記録保持者>
2012年からNHK・Eテレの障がい者バラエティー番組「バリバラ」で司会を務めています。
毎回、ミニスカートなどで義足を露出しています。ソケット部分にはハイビスカスの派手な絵柄を入れています。
みなさん競技用は見たことがあっても、日常の義足を見る機会はほとんどないですよね。
今の義足はすごく機能的でかっこいい。だからもっと見てもらいたいと思っています。
00年9月に風邪から心筋炎を患い、足の付け根からカテーテルを入れる治療が合わず、右足が壊死(えし)して
太ももから切断しました。
心臓にはペースメーカーを入れました。
最初の義足は歩くこともできませんでした。
そこで切断障がい者の陸上クラブ「ヘルスエンジェルス」を設立していた義肢装具士の臼井二美男さんに義足をお願い
しました。01年のことです。
私は中学、高校と陸上部で中長距離をやっていましたが、再び陸上をやろうとは思っていませんでした。
競技を始めたのは臼井さんから「走れるようになると、きれいに歩けるようになるよ」と言われたから。
義足の女性はみんなきれいに歩きたいと思っています。
今は私も若い子に「きれいに歩けるようになるよ」と陸上に誘っています。けっこうみなさん始めますよ。
競技用の義足は約100万円もします。
私は区役所で働いている公務員なので経済的には厳しいですね。
高価だからこそ真剣に競技に打ち込まなければというモチベーションにはなりますが、陸上を始める人には大きなハードル
です。だから少なくとも子供たちには義足の購入資金に補助が出るような制度があればと思います。
そうすると競技の普及にもつながります。
12年のロンドン・パラリンピックは補欠で現地で観戦しました。
満員の会場がすごい熱気で、観客も陸上競技をよく知っていて感動しました。
13年にはあのウサイン・ボルトも出場した国際大会のゴールデンガラ(ローマ)に招待されて、T42クラスの
女子100メートルに出場しました。大きな声援を浴びて、レース後はサインもせがまれました。
観客にとって健常者も障がい者も同じ陸上選手なんです。
国民性やスポーツ文化が違うので難しいとは思いますが、5年後の東京パラリンピックもそんな大会になってほしい。
こんなビッグチャンスはもうないですから。(2015年3月25日本紙掲載)
【注】年齢、記録などは本紙掲載時。
JR上野駅公園口・東京文化会館側に集合
事前に石段や階段、段差を確認したものの
いつもと違う配慮が必要?
と思ったが違った!
今回もまた
素敵な人たちとの出会いがあった
そしてまた一つ
学ぶことがあった
素敵な義足の
まるでファッションを楽しんでいるような義足
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