河津桜とライズ

先週のしだれ梅に続き、春が最も早く訪れる伊豆半島の河津に家族と出かけてきた。
河津川といえば昨年も支流ではあったが愉しませてもらった。
そんなこともあり、解禁前の本流の様子を見るつもりで家族の要望に従って早朝出かけた。

ループ橋をぐるっと廻ったのは１０時過ぎ。視界には満開の河津桜が飛び込んでくる。
駐車場はすでにかなり満杯。何とか滑り込むことができほっとする。
堤の上はすでにかなりの人混みだ。桜を見る人、写真を撮る人、
稼ぎ時とばかりに声を張り上げるみやげ物や食べ物屋の音！

まあ仕方ないかな、などと思いながらまんざらでもない顔をしながらぞろぞろと歩く。
桜はすでに満開で、葉の出始めた木もある。
菜の花は満開で、桜とセットになるとやはり絵になる。
ただし、人を避けて写真を撮るのはかなり難しい。
それでもほんの間隙を縫って撮ったのが上の写真。
どうということはない写真だが、川面と桜そして菜の花を撮るのが今回の目標だったので、
出来不出来はさておき何とか撮影成功！

そしてもう一つ、釣り人のサガでもある解禁前のお魚の様子探索だ。
河原まで人が溢れているので発見は無理かなと思っていたが、
一ヶ所だけ、いかにもという流れで、数匹の魚がライズを繰り返していた。
かなりのサイズも確認できた。桜の花びらと共に流れてくる何かにライズする魚達。
カメラに納めようとするとなぜかピタッと止まる。良くあることだ。
でもこれだけの人の波の中で花でなく川面にカメラを向けていたのは私だけかもしれない。
何とかと思っていたが家族にせかされ写真に収めることはできなかったが、
ライズポイントだけはしっかり頭にインプットしてきた（＾＾）
でも解禁日にその場にいることが出来るのかはわからない。

でもとりあえず桜と菜の花は見事だった。