渓流が禁漁になると同時に、各地の冬期釣り場が一斉にスタートする。
私の地元静岡県でも5か所くらいの釣り場がある。
そんな中でも最近は富士山の下、富士宮市内を流れる湧水の川「潤井川」に出掛けることが多い。
開幕2日目、平日休みがとれたので、一人向かうことにした。
このポイントは見た目はあまり変わりませんが、大きな水が出たようで、川底に変化があり、
水の流れが速くなっています。
駐車スペース周辺は大分様相が変わっているので、ビックリするかもしれません。
平日なので釣り人はさほど多くはありませんでしたが、それでもボチボチ。
準備を整えていつものポイントに入ります。
釣り人は上流に2,3人見える程度。
今年は葦がほとんどないのと、大水で砂が入っているので歩きやすい。
水流が早いので、魚が付きそうな場所がよくわからない。
流れが多少弱まる開きよりで、flyをスイングさせる。
それでもやはりターンが早くなるので、伸びきったあとに少し誘いを入れてみる。
3回ほどアタックはあったがヒットには至らず。
少しずつ下流に移動しながらキャストを続けると、
突然ドスンと来た。即大型を確信、下流に行かれないようテンションギリギリで頑張るが、
なかなか寄らないのと、岸際まで流速が変わらないので、
少し疲れさせないとキャッチは難しい。
右腕がパンパンになってきた。何分やり取りをしているかわからない。
下流に落ちられるギリギリで何とか岸際まで寄せることができたが、
ネットインがなかなかできない。
そんな時に上流にいたフライマンが下に回って掬ってくれた。
私も救われた(^^)(あとで知人であったことがわかった)
体高、しゃくれ顎、厚い尾びれ、
初物がこれだったのは、かなりラッキー。
初日に今シーズン一番を釣ってしまったかもしれない(^^;
浮世絵のような山肌を見せてくれた富士山、冬桜かな?ポツポツと花をつけ始めていた。
さあ、こいつを上回るような1尾に再度出会えるかわからないが、
今年も通うことになりそうだ。
PS.お昼はいつもの「さのめん」さんで、富士宮やきそばをいただきました。
今年も釣り人には目玉焼きのサービスがあります。
ありがとう。
8ケ月の合間を置いて、流れが変わってしまうのは仕方ない事かなと思いますが、人の手で変えてしまうのは、本当に必要があるのかなと疑問に思ってしまいますね。
潤井川は毎週のように放流があるのがありがたいですが、開幕当初は放流量が少ないので、厳しい釣りになってしまうのかなと思います。
でも、今シーズンはコンディションの良い虹鱒が放たれているようですから、これからが楽しみですね。
天竜川・原野谷川と合わせて、週末に何処へ行こうか迷ってしまいます。