さていよいよ期待の二日目がやってきた。
昨年素晴らしい思い出をくれた源流。
昨日先に入ったＭ夫妻は十二分に愉しめたということだったので期待十分
でもどうしてこの写真から始めたのかというと、
２ヶ月間足を痛めていたこともあり、下半身の筋力低下と体力不足は否めず
獣道のような入渓ルートはなかなか堪えたのだが、こんな自然のアロマ
ともいえそうな風景に出会うと、スッと疲れが抜けて行く気がする。
勿論このほかにも疲れを吹き飛ばしてくれる出来事が繰り返されるのだが．．．
熊避けの鈴やベル、ホイッスルなどを鳴らしながら背丈ほどの熊笹の中を歩き、
獣道をはい上がりながら、ようやく目的のポイントに降り立つ。
初めてのｇｏｏさんを先頭に早速釣り開始。
早々にｇｏｏさんにヒット！幸先良しと思ったが、Ｍ夫妻からの情報にあった通り
朝の内は活性が悪く、反応があってもバラすことが多く「出た～！ア～！」
の声の出し合い
しかし昼に近づくにつれ、活性も上がり出し、良型が顔を出し始める。
昨年のマルチヒットポイントでは、底についてはいるが、動きから食い気を感じ、
ｇｏｏさんのあと、フライを大きめにしてアピールさせると、
一気に底から浮上してフライを飲み込んだ。
このあと落ち込みに近いポイントでｇｏｏさんにも良型が飛び出した。
活性が上がり出すとここはというポイントからは確実に飛び出してくる。
前年にも良型が出てくれた小さな巻き返しのポイント。
コントロールに気を付けてフライをキャスト。
１回、２回、３回と廻ったところでゴボッと出た。
高活性時なら着水と同時に出るのだが、もう一息のタイミングだったので
上のような感じで出てくれたが、出るまでの緊張感が
たまらないので、これはこれで愉しい
このあとも二人には十分な釣果が続く。
でもしばらくすると、昨年もそうだったが、
数やサイズをほとんど気にしなくなっている自分がいることに気づく。
渓や釣りをする仲間の様子、岸辺の植物、鳥のさえずりなど
そこにいること自体が愉しくなってくる。
ここはそんな世界だった。
岩がオーバーハングしたポイントで集中するｇｏｏさんだが、
このときも私はブラウンのシューズがアクセントになった絵として
とてもいいと思って写真を撮ることに集中していた
笑顔のｇｏｏさん、二段滝の下から、そして上から写真を取り合う二人。
本当に愉しい時間であり世界だった。
帰りは再び厳しいルートを戻ることになるのだが、ｇｏｏさんによれば
私の足取りは帰りの方が良かったらしい。
いずれにせよ、高巻き、へつり、などこの渓を熟知していることと、
沢登りなどの知識や経験がないと危険が伴う。
だから守られているのかもしれない。
私も年に１度入ることができれば十分だと思っている。
人が入らない証なのか、帰りにこんなものを見つけた。わかるだろうか？
私の目線の下にある大岩の中央にある狭い棚に小鳥の巣があった。
本当は私たちですら来てはいけないのだろう。
昨日に続きちょっと考えさせられるシーンでした。
そして最後に今回の遠征の最大の釣果である
新しい友人たちとの出会い。
出会わせてくれたＹＷさんに感謝します。
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開田の夏！楽しそうですね♪
2本並んでますね(^^)
次回の更新も楽しみにしています。
釣りをソッチのけて写真を撮ったり景色に見入ったり、私の目指す「釣れない釣りを愉しむ」の見本のような釣行。
素敵です。
まだ現に戻れてないみたいです。
そろそろ近在の釣りにリセットしたいんですが、
出掛ける気になれません。困ってます。
gooさんとのダブルヒットでした
愉しい釣行でしたよ。
もっと使いたい写真があったのですが、公開ブログということで少し控えました
とにかく愉しい釣行でした。ありがとうございました。
素敵と言っていただくと照れますね。
とにかく今回のような気持ちでいつまでも釣りができたら最高ですね。
少ない時間を大切にしていきたいと思います。
今年は遅くまで雪を持っていた御岳山。
そちらもベストシーズンになるのが遅れたんでしょうね。釣れる川と釣れない川の差が激しいのも
その辺りの川の特徴・・・と言ったら
言いすぎですが、楽しめたようで何よりです（＾＾）
この時期でも雪渓が見られましたよ。
このあたりは良い川がたくさんありますが、アクセスしやすいので難しいですね。でも涼しかったし愉しめました(^^)
相当でかいフライでも、一飲みしそうだなぁ。
周囲の風景を楽しめるような、余裕のある釣りができたのも、高原の豊かさのおかげでしょうか。
そういう瞬間って、本当に理想的ですね。