悪あがき、其の１・・・イブニングはドキドキ！

遂に私の地元も一般河川は禁漁になってしまった。
４ヶ月は魚も釣り人も休息の時、

のはずなのだが、静岡県にはもう少しだけ釣らせていただける
悪あがき河川があるのです。

というわけで、１０月２日、よねさんと早速悪あがき其の１に行ってきました

あいにく数日前の大雨で川は増水中。
本流は釣り上がり不可能ということで支流へ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｐｈｏｔｏ　ｂｙ　ｙｏｎｅｓａｎ

増水と、これでもかと伸びきった葦、張り出す枝、すべる川底に苦戦、
それでも二人とも昼食前にアマゴに出会うことができホッとする。

食後は川を変えることになったが、
こちらは苔むす、大分趣の違う支流だが、個人的にはなかなか好きな渓相だ。

よねさんによれば、なぜかここはヤマメが放流されているらしいとのこと。
そして第１投目に出たのはこんなチビちゃん。


なるほど朱点が無い。ヤマメのようだ。
そしてよねさんもヤマメを次々とヒットさせる。
ただし、なかなか良型には出会えない。

そのうちようやくよねさんに良型が...
しかしなんとニジマスだった。

そして私にもようやくまずまずサイズがヒット。
しかしネットに収まったのはなんとイワナ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｐｈｏｔｏ　ｂｙ　ｙｏｎｅｓａｎ

しかしバラエティに富んだ川だ。
漁協さん、どんな放流してるんでしょう。

もう少し釣り上がってみたい気持ちもあったが、
残り時間を考えて、本流に移動することにした。

イブニングタイムまではまだ少し早かったので、
少し瀬を釣っていると、すぐによねさんにヒット！
私の目の前でもライズがあったが、ここではヒットなし。

そして日没まであとわずかとなった５時頃、
イブニングマジックを期待してとあるポイントに入る。

よねさんと別れ、増水しているが平水時には実績があるというので
ここでライズを待つことに。

すると白泡の切れ目で明らかに大物と思われる魚体がライズ！
そして流速はあるが開きでもライズが始まった。

最初の魚体が目に焼き付いているのでちょっとドキドキする。
ティペットを６Ｘに替え、ＣＤＣカディスをライズレーンに送り込むが
さっきの大物はなかなか出ない。
しかしそのうち立て続けに顔を出し、こっちのドキドキも最高潮に。
しかしフライには出てくれない。

暗くなり始めていたので、開きのライズに狙いを変更。
視認性の良いＣＤＣダンに替えて流すと１発で出た。


大物ではないが、綺麗なアマゴにニンマリ

そしてさらに１尾、ちょっと小型だったがそれでもうれしい。

ライズはまだ続いている。そして３尾目は、


こんなメタボな１尾だった。
適当なデジタルキープ場所が無いので
あわてて草の上でパチリ。うまく撮れないが仕方なし。

ここでフライが完全に見えなくなり終了。
最初の大物がとれなかったのは残念だが、
悪あがきとしては申し分無しの１日だった。

よねさん、お疲れさまでした。
スローペースの釣りにおつきあいいただきありがとうございました。

悪あがき其の２もタイミング合えばよろしく！