さくら と 虹

本当に雨の多い春だ。
本流は濁りがとれる時がない。

そして気温も不安定だ。
ここへ来てもまだ暖房器具をしまうことが出来ない。

盛期を迎えるはずの桜も
少し開いては足踏みといった感じで
下の枝が満開を迎えているのに、上の枝はまだ蕾といった具合。

自然は気まぐれだね。

そんな訳で渓詣ではちょっと一休み。
久しぶりに湖へ行ってみることにした。

今年の芦ノ湖は好調らしい。
漁協の稚魚放流の成果なのか、
大きく育った美形のニジマスやブラウンのほか、
ここ数年ヒットする事が多くなったサクラマスも出会いが増えているようだ。

淡い期待を抱きながら、１人箱根路を走る。

いつもの駐車場に６時に到着
半分くらいは埋まっている。
本当は東岸に入りたかったが、この様子では思ったポイントは厳しそうだ。
それと近年にない満水状態で、ウェーディングポイントが限られる。

Ｓポイントに移動してみると、やはりいますいます車と人が。


そしてこの満水状態。岸際ギリギリまで水がある。
スペイでないとかなり入るポイントが限られてしまう。

ということで、久しぶりにＤＨを持ち出してはみたが、
キャスティングがままならない。
そして最低腰のベルトあたりまで立ち込まなければならない。

水温８度、気温６度、こんなものかなとはいえ
手はかじかむ。

さて、魚達の様子はというと、
なかなかヒットシーンがありません。
厳しいようだ。

７時に開始して７時間。
昼食もとらずにひたすら水中の杭となる。

そして４時間ほどたったところでようやく初めてのアタリが．．．



ネットが大きすぎました
レギュラーサイズでしたが、難産の１尾目。うれしいです！

そしてこのあとすぐに同サイズが連続ヒット！
ちょっと期待したのですが、このあとまたまた沈黙の時間が続く。

まあボウズにはならなかったので良しとしよう



結構穏やかな１日だった。
富士山が見えなかったのが残念だが、
久しぶりに開放感たっぷりの釣りができたのはうれしい。
湖は仲間とワイワイ言いながらやるのが楽しいので
次は友人同伴で来よう。


桜はまだ蕾の状態だった芦ノ湖だが、
下界は満開を迎えているところも多い。
家族サービスも兼ねて桜見物へ。



後ろを流れるのは、地元のＩ川。
釣りたいのをグッとこらえて桜見物。
面白い枝ぶりの木があったのでシャッターを押してみた。

そして職場の近くを流れるＭ川の堤防の桜。
ここは枝が堤防に覆い被さって見事なトンネルを作っている。
結構お気に入りのポイントだ。



こんな感じで４～５００ｍ続く。

沼津から三島にかけての国道沿いの桜並木はやはりまだ満開ではなかった。
ここは来週あたりが見頃かな。

さて来週はどこへ行こうか．．．