雨に煙る南ア、最後にドラマが．．．

今シーズンはもう一方の南アになかなか出かける機会がなく、
なんと五月も最後となる日曜日、これまた久しぶりの友人二人とようやく向かうことになった。

人気のある川ということで、日曜日ともなれば釣り人も多い。
先行するエサ師たちをパスして歩くこと○時間。

ようやく入渓点につくと、川は大増水
そして水温は８度、雪代混じりかもしれない。
どうやら前日、その前と大分降ったようだ。
途中の放水口からも大量の水が出ていたが、これほどとは

そして間もなく雨も降り始めた。


渓は増水


午後にはさらに増水


それでも久しぶりということもあり、雨は気にせず釣り始める。
友人二人はルアーで、私はとりあえずドライを結ぶ。
しかし、しばらくしても共に反応がない。

岸際ではミドリカワゲラが大量ハッチしていたが、さすがに関係ないようだ。
この条件では沈めるしかない。

ということで、九頭竜水系に続いてニンフの釣りとなってしまった。
数少ない岸際の小さなポイントや石裏にキャストすると、
早速反応があるものの、なかなかフッキングしない。
フライのサイズを落とすと、こんなチビイワナが釣れてきました。

６寸、５寸といったサイズばかりだ。
大人のイワナは出てきてくれない。

雨の中で、カップヌードル、焼きそばといったランチをすませ、
さらに雨にも負けず食後のコーヒーまでいただき、
久しぶりの南アをめげずに愉しむ。

少し早めに上がることにして、午後は下流へ移動する。
こちらも増水は同じだが、ルアー組には反応があるようだった。

そして終了予定の直前にドラマが．．．

友人の１人にこんなイワナが飛び出した。
今日のコンディションも南アなら、こんなラストが生まれるのも南アだ。


なんと３６ｃｍ！Ｍ君お見事でした。


他人の釣果でもこんなイワナを見られるのはうれしいね。
悪条件が好条件になったのかもしれない。

というわけで、初の南アは無事終了！

帰りにはこちらも久々の温泉にゆっくり浸かって
極楽、極楽

次回はもう少しコンディションが良いときに再挑戦しよう。