一雨欲しい南ア

大雨で大きな被害が出ているところもあるというのに、南ア周辺および静岡県ではまとまった雨がなく
ダムは干上がる寸前。各河川も渇水状態で魚たちもナーバス気味。

そんなことは承知で、久しぶりにネコバスを乗り継いで南ア上流部にルアーマンＭ君と行ってきた。
早朝の一番バスに乗るために午前２時起床、
新東名のおかげで２時間ちょっとで車止め到着。

駐車場は登山客で一杯だ。バスも勿論満員。

乗り継ぎのバスは２台が先行、３台目に乗れたが釣り人は意外に少ない。
とはいっても先発１組、同乗2組とそれなりに。

目的の区間に入れそうなのですぐに歩いて上流へ。

おなじみのアザミが大分大きくなっていた。
こいつが満開になると南アもそろそろ終盤を迎える。


 肝心の釣りはどうかというと、
　

こちらも渇水で反応はいまひとつ、出てくるのは中学生中心。

しかも途中から先行者の真新しい足跡発見。
どうやらバスに乗り切れず、１５分遅れで入った釣り人が目の前に入ったようだ。

それでもなんとか５尾ほどが出てくれた。



水は澄んでいて気持ちが良い。１２度と水温も良かったのにちょっと残念。

早めのバスで下流へ戻り、下で帰りのバスまでの間再びロッドを出すことに。

しかしこの区間は連日かなり攻められているようで、
魚はいるがフライには出方がシビアだ。
ここはルアーに分があり、良いポイントでは連続ヒットもあった。



それでも８寸ほどのイワナと中学生を追加できた。

久しぶりの上流はちょっと不運もあったが、渓相の良さと気持ちの良い流れを愉しむことができた。

　

 

一雨来ないとなかなか厳しいが、
来月最後の南ア、また来たいと思う。