Natural Angler

取り巻く自然にも目を向け、ゆったりとフライフィッシングを愉しんでいます。

梅雨の間隙を縫って

2020-06-28 18:38:23 | FlyFishing

コロナ自粛が緩和したかと思ったら、今度は梅雨入り。
お気に入りの甲斐の国の南ア山岳渓流は、昨年の台風による崩落の影響でバスが動きそうもない。

ということで、今のところは地元の支流中心に出かけることが多くなっている。

梅雨入りしたことで、渓に水が戻ってきた。濁りが出るほどではないので
入るところを選べば思ったより良い釣りができる。

それでもおなじ川だけではさすがに飽きも来る。ということで、数年ぶりの支流に入ってみた。

下流は鮎の川ということで、この日も平日にもかかわらず、大勢の釣り人が入っていた。
自分は鮎のエリアを抜けて最上流部に入ってみる。

渓相はなかなか良い。梅雨の真っただ中ということで、水量は十分。
期待したくなる雰囲気なのだが、この川は外道が多いのが難点。
あと、漁協の放流も少ないので、はたしてアマゴに出会えるのかちょっと不安。

それでも新しいロッドに尺上で入魂できたゲンのいい川なので、
この日も同じロッドで挑むことにした。

しかし案の定カワムツの攻撃に遭う。
しかもでかいから、一瞬本命かと思うほど。

結局アマゴらしい反応はあるものの、出会うことはなく時間だけが過ぎる。
退渓予定地点も近づきあきらめかけた時、
良型のアマゴのライズ発見。

これは絶対に獲らなければと、水量が多くドラッグしやすいので、
ティペットをつぎ足し万全の態勢でキャストする。
ライズポイントにどんぴしゃり流れるフライ。
アマゴは迷わずフライを吸い込む。

ヒット!

結果的に唯一の釣果となったが、体高もあり、腹びれから尾にかけてのあめ色、
さらにボディ、すべてのヒレとも一切欠損のない完璧な美形アマゴに感激!
もうこれで十分といえる1尾だった。

 

やはり、このロッドとこの川の相性は良いようだ。
次に来るときもここはこのロッドにしよう!

 

さて梅雨の合間の釣行その2は
釣友、よねさん、Gooさんと久しぶりの夜の作戦会議(という名の飲み会なのだが)で、
翌日3人で釣りに行くことになり、前回良い釣りのできた支流などを巡ることに。

ダムにそそぐ数本の支流めぐりとなったが、この日は魚たちのご機嫌が悪く、なかなか苦戦する。

 

最初の渓はほとんど反応すらなし。何とか小振りのイワナに出会うことはできたが、3人とも苦戦。

次の渓は前回良い釣りができたところにもかかわらず、激シブ。
早々に移動することに。

次の沢はよねさんが前回かなり良い釣りをしていたので、期待したのだが、
さすがに3人で釣りあがるには川が小さい。
Gooさんは初めての区間ということだったので、
実績のあるポイントを攻めてもらうと、8寸クラスが顔をだし、ちょっと一安心。

それでもやはり全体的には厳しい釣りになってしまった。

ただ、梅雨の合間、仲間と一緒に釣りができたこと自体楽しいことだった。
自分的には十分楽しい時間だった。

 

そして、27日の土曜日、嘘のような梅雨の間の晴れ間。
水は多いかもしれないが、行かない選択はない。
ということで、千頭近くの支流を覗いてみることにした。
この渓は昨年、台風でひどい状態になっていたところなので、
どうなっているかを確認する意味もあった。
水量があることもあり、渓の雰囲気はそんなに悪くはなかった。
あとはアマゴたちがどうなっているかということだ。

お気に入りの区間に入ってみる。
早速反応がある。しかしヒットしない。
その後も頻繁にアタックはある。どうもかなり小さいようだ。
フックサイズを落としてみると、

指サイズのかわいいアマゴがヒット。
その後も数匹の同サイズのアマゴは釣れるものの、
まともなアマゴは一向に出てくる気配もない。
チビいじめになってしまうので、早めに納竿とした。

帰るときに鉄橋を渡る機関車トーマスに遭遇。
急いでデジカメを構え、最大ズームでパチリ。
手持ちの割にぶれも少なくうまく撮れた。

お土産は、人気の草餅を買い、ちょっと早めの帰路につきました。

しかし、超蒸し暑い1日だったなあ。


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4 コメント

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梅雨明けが待ち遠しいですね (よねさん@鱒美)
2020-06-30 17:42:23
先日は、夜の作戦会議から翌日の小渓流巡りまでご一緒いただきまして、大変ありがとうございました。
会議の飲み物で翌日は気合がいまいちでしたが、魚たちの反応もいまいちでしたねぇ。
それでも、3人で狭い渓に入ったのですから、1人で入れば3倍くらい釣ったかもと思うと、釣果には満足しなきゃなぁと思いましたし、梅雨時の晴れ間に恵まれたのも、幸運だったなぁと思います。
さて、今日はこれからかなりの大雨になるそうですが、渓の魚たちに大きな影響がなければ良いんですけどねぇ。
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よねさんへ (カズ)
2020-07-01 21:15:26
コメントありがとうございます。
夜の作戦会議、久しぶりもあって、よく飲みましたね。後のことはよく覚えていなかったのに、翌日の釣りの約束は忘れないところが、この仲間の良いというか、すごいところです。
釣果はいまひとつでしたが、梅雨の真っただ中、渓に立てるだけでも贅沢です。個人的には楽しかったですよ。
ところで、昨日今日のアメは確かにすごい。さすがにしばらく渓は避けた方がよさそうですね。
もっぱらフライを巻いています。
こんな時でないとストックが増えませんからね!
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苦戦 (八兵衛)
2020-07-05 11:03:49
今年は渓の様子が今一つの様ですね
コロナの第2波も心配されて厳しい状況がまだ暫く続くのでしょうか・・・
この雨でこちらも自宅待機です。
おっちゃんも午後から毛ばりストックに励みます・・・5つ巻けるかな(^^;
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Unknown (カズ)
2020-07-07 13:02:14
 八兵衛さん、コメントありがとうございます。
今年の渓は、どこもムラが多く、ボウズのあとに良い釣りができたり、爆釣したかと思うと激シブだったりと波があります。
コロナの影響で単独釣行が多くなる関係で、地元の川中心ですが、そこそこ出掛けてはいます😅
梅雨に入ってからは毛針巻き巻きが多いですね。
梅雨明けしたらご一緒しましょう。
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