里山で地野菜料理に舌鼓

静岡市の安倍川支流の足久保川周辺は、
美和野と呼ばれ、最近隠れた人気エリアになりつつあるらしい。

たしか、お品書きが「もり」だけの笊蕎麦「つど野」もこのあたりだったはず。
一度食べに行ってみたいと思っているのだが。

今回は少し前に聞いていた地野菜料理をおいしく食べさせてくれるという
「啼鳴庵　やまさき」というお店をたずねてみることにした。


安倍川沿いをしばらく走り、足久保川に沿って上がって行く。
山間の閑静な里に入って行くと
普通の民家といった感じの目的の店にたどり着く。

看板がなければ見過ごしてしまいそうだ。

　

ガーデンテーブルやウッドデッキなどもあって
暖かくなれば屋外での食事も良さそうな雰囲気だ。

室内は、カウンターまわり以外は民家の部屋をそのまま利用している感じ。
それほど広くないので、完全予約制にしているのもうなずける。
ここまで来て満席で帰るのはちょっと辛いからね。

評判のランチは２０００円と手頃
食べ終わると安いことを実感する。

席に座るとおいしいお茶が出てくる。器も大きくてなかなかよろしい。

そして料理


まずは先付けに、ピンクのおこわ（花豆？載せ）と
人参、野びる（かな？）、するめ、エシャレットの和え物

続いてメインのお膳が登場。

なかなかの品数だ。（画像クリック）

これにお店自慢の「羽釜ごはん」が釜の形をしたどんぶりで出てくる。
釜炊きなのでお焦げが入っていてこれが旨い。
焼きのりの刻みをふりかけ、しょう油をちょっとたらしていただく。
さらに具だくさんのみそ汁もつきます。
量に驚いていたら、さらにカボチャとサツマイモの天ぷら＋グレープフルーツ


ころもがちょっと変わっているが、企業秘密だそうだ。

好き嫌いの無い私は、どんどんいただきました。

ふろふき大根
白和え
きんぴらゴボウ（レンコン入り）
ゴマ豆腐
うずら豆
里芋団子の野菜あんかけ
野菜サラダの細切りするめ載せ
柿とリンゴのゴマドレサラダ
菜の花のおひたし（二味）
キンカンの甘煮
大根なます
漬け物の盛り合わせ

お膳の上にはこれだけ載っていました。
季節により多少変わるようですが、十分な量です。

完食いたしました

そして〆に

りんご酢

さっぱりしていておいしかった。

以上２０００円なり

しかしこの日はデザートもお願いしてありました

なんと、ガトーショコラとコーヒーのセット

もちろん別腹でおいしくいただきました。

満腹じゃー、もう食えん！


　
室内の雰囲気づくりも良かったですよ。

たまには釣りのことを忘れてこんなランチもいいと思ったが、
確かこのあたりから上が足久保川のフライエリアだったのを思い出した。

解禁したら、ここでランチを食べながら、安倍川支流を愉しむ手もあるな


残念ながら、現在は営業されていません。

羽釜ごはん　地野菜
啼鳴庵（ていちょうあん）　やまさき