日にち薬

瀬戸内寂聴さんの言葉をタイトルにいただきました。
以前は「デルタ」をメインテーマに。今後は・・?

谷川史子っていいかも

2009-07-10 01:46:05 | いろ色
最近、趣味趣向が急速に変わってきて、

変わってきたというか広がってきて、


音楽ではボサノバジャズを聴くようになり、PCの前だけ喫茶店の雰囲気を出したい気分で過ごしている。


イケイケのノリノリではなく、静かにおっさんが酒を飲めるような音楽。

家では飲まないが。




もちろん、バキバキのロックも聴く。

新譜に手を出すことは激減したが、相変わらず、準メジャー級のバンドを探しまくっている。


PCの前とはいえ、夜中にこの手の音楽を流すと近所迷惑っぽいので、ちょっと前に手に入れたヘッドホンで聞く。


本当に、ヘッドホンを自宅でこんなに重宝するとは思わなかった。





読み物も私は小説の類はほとんど読まないが、漫画はがっちり。


ところが、少年漫画を読んでも心に響かなくなった。


なにか、足りない。






年をとったのかな・・・。







んで、ネットも心に響くものを好むようになった。

泣ける2ちゃんねる」とか「ほんわか2ちゃんねる」とか・・・。



いや、ほんと、このブログ読んだ人は、リンク先に行ってみ!!!

読んでみ!!!!!

PCの前に水分補給用のドリンク用意せいよ!!!!!




んで、なんか、こういうのを自分が求めていると思い、ネットでほんわか系の漫画を探した。


見つけたのが「谷川史子」さん。


アマゾンで買ってみました。少年誌(?)に掲載されたという「くらしのいずみ」と「積極」ってやつ。



まったく知らない作者なので、まさに冒険。


本屋さんでいきなり見ても絶対買うことはない。



アマゾンで注文して、ネットバンクでお金払って、わずか3日で到着。

昨日から読み始めた。




これだよーーーーー
っていえるほんわか系!






いいよねー。心の隙間にスポっとはまるような繊細な心理描写。

パターン的にはよくあるのかもしれないけど、今の私はこういうよくあるパターンを求めているのかもしれんね。



あわせて、吉田基己さんの「水の色 銀の月」。この人の代表作「恋風」もちゃっかり読破済み。

ちなみに「恋空」ではない!



アマゾンの批評で賛否両論あるのを見て、買ってみよう、と決めた。


買ってみて、今の私の心理的にはハマル作品。1年前なら読まなかったと思う。





日常生活の中に、美しい言葉、美しい瞬間がある、と感じさせてくれる作品。



自分が精神的に疲れているのかね?



こういう作品の「日々の時間の中に何か輝くものがある」ことが本当にあると思えてしまうのだ。






本日も少年団の中学生を連れて練習に行った。

「たいへんだねー」と言われることもあるが、実は大変ではないのだ。

楽しみなのだ。



今日の練習で、

「大人と普通に試合ができるようになったね」


と一般のプレーヤーに言われた。


これが積み重ねてきた時間の賜物なのだ。


何度も書いているが、私が少年団にするべき一番大事な仕事は、

「やる気を満たす環境の用意」なのだ。

そして、やる気を起こさせる環境づくりなのだ。



やる気のある子のために練習場所を確保し、やる気のない子にやる気を起こさせることが私の一番の仕事なのだ。


素晴らしい指導力の持ち主であっても、やる気のない子に指導をしても意味がない。

素晴らしい能力をもっている子でも、練習場所がなければ磨けない。



今日の練習を見て、明後日の試合に自信ができた。




あの子たちと積み重ねてきた時間は他の学校にだって負けていない。


3年生にとって最後の大会。
小1に入団した子は8年3か月、小3で入団した子とは7年3か月、小4で入団したあの子とは6年3か月。

これだけの時間の積み重ねの結果が今なのだ。



涙を流したくなるような試合を期待しています。


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