日にち薬

瀬戸内寂聴さんの言葉をタイトルにいただきました。
以前は「デルタ」をメインテーマに。今後は・・?

中学生の骨折

2009-07-08 00:19:04 | バド
本日の夜練に向かうと、会場入り口でうちの少年団のエース選手の母親がいきなり



「先生すいません!骨折しました!」


と言ってきた。



見ると手に包帯が!!!






今週末に大会なのにー!!ぷぎゃー!!




ってなったら、




左手だった。






この子、右利き。


試合には出られる、とのこと。



ほーっとして気づいた。



あの身長の小さかった子が母親に追いつこうとしている。




このときの私がいやらしい目だったわけではないが、


胸のわずかなふくらみを見て、思えば女の子らしくなったもんだ、と感慨深くなった。







女の子が「女」を意識して、父親も含めて男から遠ざかろうとするのは本能だという。


男の子の成長は身長と声ですぐわかる。

女の子たちの成長は胸やお尻を見て少しずつ実感する。

くそ暑いのに、Tシャツを重ね着して、「暑いのになんで?」と聞くと、「プレー中に見えるじゃん!」と返され、その理由に気づいた。



そういう意味では体に関しては大人の女性と同様に扱うようにしている。
いや、デリケートな分、大人より気を使う面もある。





まあ、小学生も含めて何年間も子供たちの成長を見てきたが、

女の子は難しい。



3人集まれば派閥ができる。


子供同士のトラブルを、水に流すことができない。



男子なら入部後1年もやれば様になるのに、女の子は本人にやる気がなければ絶対初心者の域から出ない。


筋トレはあまり効果がない。



ランニングをとにかく嫌う。




基本的に自分がセンスよく、大人はみんな、とりわけオジサンはセンスがないと思っている。



自己中でわがままで自意識過剰で、

でもデリケートで汚い言葉の免疫がなく、

目を見て話す相手の言葉をついつい信じてしまう、かわいい、かわいい子供たち。


あと10年も経たずに社会の一員として、自立を迎える歳になるわけだ。




そのころの社会が少しでも今よりも良くなった、と思えるようにしたいものだと思う。

この「女の子」たちも「女」として、「女性」として、活躍してもらいたいと本当に思う。


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