八島湿原を一周していた時、バタバタと飛んでくる虫がありました。
地味な体色から「蛾の仲間かな?」(地味じゃない蛾に失礼ですが^_^;)と思いましたが、なんだか気になって近くでじっくり見ることに。
蛾、、、?
蝶?
羽が縮まっていたのでよくわかりませんでしたが、顔や触覚の感じから蝶のようです。ヤマキマダラヒカゲかサトキマダラヒカゲ(ヤマでしょうか?)によく似ています。
羽化の途中で羽ばたかなければならなかったのでしょうか。伸びきっていない羽でめちゃくちゃに飛んでいました。
私は蝶の羽化について詳しくありませんが、羽はここから伸びるものなのでしょうか。羽化する個体は羽が伸びきるまでじっとしているイメージです。
じっくり観察していたかったですが人間にも人間の事情があり、どうしてもその場を離れなければいけませんでした。なのでその後は知りません。
私が目にする蝶の多くは宙を上手に飛んでいます。でもそうなりたくてもなれなかった蝶たちもたくさんいるんですね。
もちろんうまく蛹化や羽化ができなかったり、幼虫や卵のうちに死んでしまったりする蝶がたくさんいることは知っています。でもなんとなく知っているだけで実感はありませんでした。
今回この蝶に会って、知ってるからもう一歩進んだ気がします。
本当に見ようとしなければ自然はほんの一部しか見せてくれない。
見えている景色の中にはまだまだ知らないことが隠れているんですね。
や