10月2日-4日の3日間で「第10回霧ヶ峰インタープリター養成講座」が開催されました。
今年は10名の方が受講をしてくださいました。
講座の様子を少しお伝えしたいと思います。
*霧ヶ峰インタープリター養成講座とは*
霧ヶ峰ならではのインタープリテーション「霧ヶ峰インタープリテーション」を学ぶ講座です。毎年1回、主に霧ヶ峰自然保護センターで開催されます。主催は霧ヶ峰ビジターセンター連絡会(霧ヶ峰自然保護センター、車山ビジターセンター、八島ビジターセンター)で、今年は私たち霧ヶ峰自然教室が講師として参加しました。
養成講座の修了生は研修、アシスタントを経て霧ヶ峰インタープリターとして活動することもできます。
*霧ヶ峰インタープリテーションとは*
霧ヶ峰自然環境保全協議会「霧ヶ峰の今とみらい~霧ヶ峰再生のための基本計画~」の3本柱のうちの一つ、霧ヶ峰エコツーリズムモデル構築計画の軸となるインタープリテーションの(簡単に言えば)「考え方」です。
霧ヶ峰インタープリテーションのキーワードは「安らぎ」「安心感」「共感」
インタープリターとの共感を通して、参加者が霧ヶ峰の自然から「安らぎ」「安心感」を受け取ってもらう事を目標にしています。
今回の講座は霧ヶ峰インタープリテーションの入門編です。霧ヶ峰インタープリテーションがどういうものか、どういう理由があって行われているものか学び、実際にプログラムを組み立てて発表も行いました。
○1日目
午前中は室内で講義の時間。
霧ヶ峰の概要やインタープリテーションとは、それから霧ヶ峰での自然保護の歴史を学びます。
自然保護の歴史では職員が前に出てきて70年代と80年代の霧ヶ峰を再現。霧ヶ峰の自然保護の歴史は「観光客」と「監視員(解説員)」の歴史でもあるのです。
午後は各自実際にプログラムを作って発表します。
1日目はとにかく人前で自然解説をすることが目標。自然解説初めての方も一生懸命取り組んでいました。ススキを題材にする人が多かったですが、同じススキを題材にしても目の付け所はみなさんそれぞれ。個性豊かなお話を聞くことができました。
1日目は霧ヶ峰インタープリテーションの要素はあまり入れずに終了します。
○2日目
2日目から霧ヶ峰インタープリテーションの要素が入ります。
午前中は「霧ヶ峰インタープリテーション講義」。霧ヶ峰インタープリテーションの論拠についての話です。「安らぎ」「安心感」、「共感」についても触れます。
その後、外に出て各班のリーダーによる「霧ヶ峰インタープリテーション体験と技術解説」。
午後は初日に引き続き、受講生各自のプログラム作成と発表です。素材は昨日と同じでもOK。話の流れも昨日と同じでOK。でも、「参加者に対する配慮を必ず入れて」というお題が出ます。立ち位置でも言葉遣いでも声の大きさでもなんでもよいです。
ほかのガイドでも当たり前のこととは思いますが、霧ヶ峰インタープリテーションにおいても「参加者を意識する」のはとても重要です。参加者を意識して配慮をしないと次のステップに進めないのです。(それ以降のステップの説明は長くなるので省きます^^;)
そんなこんなで受講生にとっての緊張の2日間は終了します。
○3日目
午前中はリーダーの案内でデビュー後一番活動するであろう八島湿原を歩きます。その後霧ヶ峰自然保護センターに戻り、全体の振り返りをして、午後の救急救命講習(大事!)を行って終了。
こんな流れで行いました。受講生のみなさんにとってそれぞれ濃い時間となったようです。
希望者は養成講座終了後に「研修」「アシスタント」を行い、霧ヶ峰インタープリターデビューとなります。
今回終了された方が霧ヶ峰インタープリターとして活動する日を楽しみしています。
毎年たくさんの方にご参加いただいています。ありがとうございます。(私たちが主催ではないですが…)
また来年も開催するんじゃないかなぁと思いますので、ご興味ある方はぜひご参加ください!
受講生の皆さん、スタッフのみなさん、消防署の方、お疲れさまでした。
や
今年は10名の方が受講をしてくださいました。
講座の様子を少しお伝えしたいと思います。
*霧ヶ峰インタープリター養成講座とは*
霧ヶ峰ならではのインタープリテーション「霧ヶ峰インタープリテーション」を学ぶ講座です。毎年1回、主に霧ヶ峰自然保護センターで開催されます。主催は霧ヶ峰ビジターセンター連絡会(霧ヶ峰自然保護センター、車山ビジターセンター、八島ビジターセンター)で、今年は私たち霧ヶ峰自然教室が講師として参加しました。
養成講座の修了生は研修、アシスタントを経て霧ヶ峰インタープリターとして活動することもできます。
*霧ヶ峰インタープリテーションとは*
霧ヶ峰自然環境保全協議会「霧ヶ峰の今とみらい~霧ヶ峰再生のための基本計画~」の3本柱のうちの一つ、霧ヶ峰エコツーリズムモデル構築計画の軸となるインタープリテーションの(簡単に言えば)「考え方」です。
霧ヶ峰インタープリテーションのキーワードは「安らぎ」「安心感」「共感」
インタープリターとの共感を通して、参加者が霧ヶ峰の自然から「安らぎ」「安心感」を受け取ってもらう事を目標にしています。
今回の講座は霧ヶ峰インタープリテーションの入門編です。霧ヶ峰インタープリテーションがどういうものか、どういう理由があって行われているものか学び、実際にプログラムを組み立てて発表も行いました。
○1日目
午前中は室内で講義の時間。
霧ヶ峰の概要やインタープリテーションとは、それから霧ヶ峰での自然保護の歴史を学びます。
自然保護の歴史では職員が前に出てきて70年代と80年代の霧ヶ峰を再現。霧ヶ峰の自然保護の歴史は「観光客」と「監視員(解説員)」の歴史でもあるのです。
午後は各自実際にプログラムを作って発表します。
1日目はとにかく人前で自然解説をすることが目標。自然解説初めての方も一生懸命取り組んでいました。ススキを題材にする人が多かったですが、同じススキを題材にしても目の付け所はみなさんそれぞれ。個性豊かなお話を聞くことができました。
1日目は霧ヶ峰インタープリテーションの要素はあまり入れずに終了します。
○2日目
2日目から霧ヶ峰インタープリテーションの要素が入ります。
午前中は「霧ヶ峰インタープリテーション講義」。霧ヶ峰インタープリテーションの論拠についての話です。「安らぎ」「安心感」、「共感」についても触れます。
その後、外に出て各班のリーダーによる「霧ヶ峰インタープリテーション体験と技術解説」。
午後は初日に引き続き、受講生各自のプログラム作成と発表です。素材は昨日と同じでもOK。話の流れも昨日と同じでOK。でも、「参加者に対する配慮を必ず入れて」というお題が出ます。立ち位置でも言葉遣いでも声の大きさでもなんでもよいです。
ほかのガイドでも当たり前のこととは思いますが、霧ヶ峰インタープリテーションにおいても「参加者を意識する」のはとても重要です。参加者を意識して配慮をしないと次のステップに進めないのです。(それ以降のステップの説明は長くなるので省きます^^;)
そんなこんなで受講生にとっての緊張の2日間は終了します。
○3日目
午前中はリーダーの案内でデビュー後一番活動するであろう八島湿原を歩きます。その後霧ヶ峰自然保護センターに戻り、全体の振り返りをして、午後の救急救命講習(大事!)を行って終了。
こんな流れで行いました。受講生のみなさんにとってそれぞれ濃い時間となったようです。
希望者は養成講座終了後に「研修」「アシスタント」を行い、霧ヶ峰インタープリターデビューとなります。
今回終了された方が霧ヶ峰インタープリターとして活動する日を楽しみしています。
毎年たくさんの方にご参加いただいています。ありがとうございます。(私たちが主催ではないですが…)
また来年も開催するんじゃないかなぁと思いますので、ご興味ある方はぜひご参加ください!
受講生の皆さん、スタッフのみなさん、消防署の方、お疲れさまでした。
や