緑が濃くなりました。七夕の八島湿原です。今年は(も?)雨が降りましたね。雨が降らない七夕が記憶にないくらい、七夕はいつも雨が降っている気がします。
写真はたまたま霧が晴れて湿原全体を見渡すことができた時の写真です。たぶん今がいちばん緑が濃い時です。二週間後にはなんとなーく黄色っぽくなってくるのです。季節は止まりません。今日という日は一回しかありません。
そんな八島湿原で見つけたのがこちら
手のひらサイズ(もっと大きい)の葉っぱです。これはなんの葉っぱ?
キジムシロです。
キジムシロは早春に小さな黄色い花を咲かせる植物です。
これは5月のキジムシロの姿。花の大きさは2センチくらいです。葉も小さいのがわかります。
そんなかわいくて小さなキジムシロですが、花が終わった後はご覧の通り、大きく大きく葉が伸びます(伸びるという表現が正しいのかわかりませんが…)。
大きくなるには理由があるのでしょう。季節が進むにつれて周りの植物が大きくなり、小さいままでは日が当たらなくなるので、葉を大きくして光を得ようとしているのでしょうか。よく似たミツバツチグリは花の後に葉が大きくなっているイメージがないのですが、それは私が知らないだけでしょうか?
それにしても立派な葉です。早春の可憐で儚げな姿と今のたくましい姿の違いにドキドキします。
(ギャップ萌えです笑笑)
見つけてみてください。たくましいキジムシロ。たぶん霧ヶ峰全体の、歩道周りのいろんなところにあります。