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ほう、中はこうなっているのか・・・。と、昔の癖が直りませんね・・・。部品の構成についてはPENTAX伝統的な構造と言いますか・・・。(検閲削除。)
実機を触った感想としては、とにかく小さい。サイズとしては初代*ist-D並み。APS-Cサイズの高級機の中で間違いなく最小。デザインもちょっと直進的な部分もありつつ、角を落とした感じで、なかなかっこいいです。
シャッター音についてはPENTAX伝統・・・の(ゴホン、ゴホン・・・。)ですが、悪くはない。個人的にはNikonの金属的な音の方が好きなのですが、なぜPENTAXのカメラの作動音が「クシュンッ!」という音なのかはここでは言えませんが、チャージ機構の作りがメーカーそれぞれ特徴があるからです。どの方式が良いとは一概に言えず、一長一短です。
そして、PENTAXのカメラがなぜ高速連写が苦手だったかの要因がその部分にあると言えそうです。とにかくミラーショック等を抑えることに力を入れていると言え、Nikon等の「バタバタッ」というミラー制御とは違うからでしょう。(Nikonが悪いわけではありません。Nikonのチャージ系の構造は私は好きです。)
しかしこのK7は違う!ライブトークでもおっしゃっていたので問題ないと思いますが、駆動系モーターを従来の1個から2個に増やしたので、役割をそれぞれに分担することができ、伝統の静粛性(音の好き嫌いは別として)と高速化が両立できたと言えそうです。(今日はまだまだ語るぜ!)もちろんPRIME2の処理能力が上がったことも重要ですね。
まだ目を見張る機能があります。PENTAX伝統の撮像素子シフト方式による手ぶれ抑制機能の特徴をうまく生かし、自動水平補正や、構図微調整機能を生み出しました。この機能はファインダー視野率100%では無くなるものの、三脚に固定したまま、カメラを動かさずとも構図が微調整できます。撮像素子をシフトするので、カメラのアングルは変わらない!これはすごい。マクロ撮影に威力を発揮しますねぇ。
自動水平補正機能も驚き。正直一眼デジタルの視野調整とか水平出しって、結構面倒なのです。まず、ミラー45度出しをしてから、カメラボディを水準器等で水平を出して、撮像素子の位置出しをします。そしてファインダーの位置出しをします。特に視野率100%のカメラは神経を使いますよ。
今回のダストリムーバル機構は超音波振動に変更になり、今まで以上の効果が出たそうです。業界で最高のゴミ軽減能力を誇る某社と、全く引けを取らない結果が出たとか。(ちなみに某社とはプロ使用率の高い某2社ではありません。これもライブトークで言っていたから問題なかろう・・・。)
デジタル一眼最高の寒冷性能もすばらしい。LXのようです。感動ものです。
ホワイトバランスの精度も、色温度を専用に測るセンサーが搭載されたらしく、従来機種よりかなり向上したらしいです。こりゃ、カメラ側の調整が結構大変そうですね・・・。お値段の高い測定器が必要だなぁ・・・。
気になるバッテリーはK10D系とは互換性がないらしいので新たにそろえる必要があります。まあ、仕方がないですね。
総評としてはかなり良い出来です。これは物欲がむずむずと・・・。まあお金が貯まったら、考えます。(と言うことで勘弁して。)
さあ、諸君!あんなメーカーや、こぉんなメーカー使うの止めてPENTAX K7!こうてちょうだい!!(まあ、無理やろなぁ・・・。)