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※写真はイメージです。
今回修理に出したのは、55mm F4.0と45mmF4.0。両方とも最終型で、つい最近まで在庫販売していた物と同じタイプです。
55mmは後群ガタ。鏡筒の溝と、後群を固定しているローラーとの間に隙間が大きいのか、ガタが有ります。これは去年たまたま別の同型レンズを触ったときに気づいた故障。
45mmは後玉曇り、絞りA/Mレバーヒビ。このレンズはオークションでカメラ店からの出店で、修理店にて点検清掃済みという触れ込みで落札したものだったのですが、外観やレンズのゴミは綺麗な方でしたが、うっすらと後玉は曇っているし、絞りレバー部は割れているしで、二度とオークションでレンズは買わないと思った一品。
本当は今回レンズを修理に出すのではなくて、保証内のデジカメを、保証が切れる前に修理に出そうと思ったついでだったわけです。
保証内の修理品でも送料は片道お客負担だというので正直どうかな、と思ってしまいます。今PENTAX(RICOH)のサービスセンターは東京と大阪市か無いわけで、地方の人間は直接持ち込んで修理担当者と話をした上で預けたいと思っても出来ないのですよ。
それでも修理に出したかったので、ピックアップリペアサービスの方が安上がりだったので、申込。
その後、レンズの方はメーカーOBが独立して営業している某修理屋にお願いしようかと、メールで連絡してみたところ、返ってきた回答は、
出来ればメーカーに出してもらいたいのですが
な、なに?!
WEBサイトを見ると修理可能レンズとして載っているにもかかわらず、まさかの受付拒否?
詳細は割愛しますけど、やりたくないと言う雰囲気がにじみ出てました。ネットでの評判をみてお願いしようかと思ったのに、凄く残念な気持ちになりましたね。
正直、私も元業界人。修理者の気持ちはある程度解りますが、外注の修理と違い、一般からの修理品は利益100%です。中判レンズは修理していなかったので外注費なんて解りませんけど、35mm版レンズの場合、安い標準ズームとか、広角、標準系の単焦点は外注費安いです。EDレンズなどの高級レンズ(今時のデジタル用レンズはやたらEDレンズ使ってますが、それは含まれませんが・・・。)はそこそこ外注費は良いですけどね。
そう考えると、修理時間1時間程度として、見積もらった金額ならば、悪くはない利益だと思うのですがね・・・。北海道と本州とでは感覚違うのかな?
メーカーで修理不能と言われたらお受けしますとか言われても、メーカーに送るにしても送料かかるし、二度手間になるじゃないですか。部品供給店であれば、メーカーから部品を取り寄せること出来るし、メーカーに部品在庫無いならば、当然メーカーでは修理不能になるわけだし。
こんな経緯で、デジカメといっしょにレンズもメーカー修理に出すことにしました。
果たして部品在庫有るかなぁ。製品は最近までメーカー在庫が有って、在庫処分品としてお店で売っていたりするわけですが、問題は補修部品として在庫が残っているかなんですよねぇ。
どうか直りますように・・・。