ゆか&まろんのスローライフ

AYA世代のがん患者。
がん闘病生活は大変だけれど、
できるだけ楽しい毎日を過ごせますように。

阪神淡路大震災から27年。「しあわせ運べるように」

2022-01-17 10:20:58 | 大震災
「しあわせ運べるように」




阪神淡路大震災から27年。。。

謹んで犠牲となられた方々のご冥福と被災なされた皆様に

心からお見舞いを申し上げます。



当時を振り返って。。。
あの日の朝、いつもの地震とは違う強い揺れ…。
私の住んでいる地域の被害は少なかったのですが、
それでも家は少々傾いたり、
屋根の瓦がずれたり、外壁はヒビが入ったり…。

今ような薄型テレビと違って、
安定感のありそうな32型のブラウン管テレビが、ひっくりかえって転がっていたし、
タンスが倒れたり、重いピアノが部屋の真ん中のほうまで動いていたり、
食器棚からは食器が落ちて割れ、足の踏み場もない状態…。


ライフラインは、地震直後電気が止まりましたが、
幸いなことにすぐに復旧した為、水・ガス・電気に困ることはありませんでした。


困ったことは、数日間の食料の調達…
(祖母の家など数件分 + ペットの食料(猫・犬が飲んでる牛乳など)。
スーパーは入場制限をして大行列で、商品はすぐに売り切れてしまい、
陳列棚はスッカラカン状態。

お店を探していると、田んぼと畑の間にポツンとある農家の方御用達のお店かな?
 ↑ 現在は閉店してありません。
小さな商店が営業しているのを見つけ、なんとか買うことが出来て助かりましたが…。


そして当時は余震が度々あり、父は服を着て靴を履いて寝るなど、
余震が起こるたびに「ドキッ」としながら不安な日々を過ごしていました。


27年経った今でも地震が起こると、
またあの時のような激しい揺れになるのでは…と、ドキドキしますが、
年月と共に地震に対する備えのほうは疎かになってきているので反省。(= ̄ェ ̄=)ゞ

私たち震災経験者は あの時の事、忘れる事は出来ないと思います。

それぞれの27年。。。
いろんな事がありました…。

私は震災後、直腸癌、肝転移、悪性リンパ腫疑い、
その他病気のデパート状態で日常生活に支障があり大変ですが、
今、生きていられる事に感謝して、日々を過ごしたいと思います。


おむすびの日。
大震災でボランティアよる炊き出しが、
人々を大いに助けた事から 1月17日はおむすびの日です。