監 督 佐藤東弥
出 演 仲間由紀恵(ヤンクミ)
亀梨和也(小田切竜)
生瀬勝久(猿渡五郎)
(その他、多数のイケメン達が出演します(^^))
2009年7月12日(日)に観に行きました。ごくせんはこの映画で終わるというので、ファンとしては見ておかなければいけないということで、カミさんと観に行きました。
この手の映画は、テレビ版とは趣を異にするものも多く、(例えばテレビ版ガリレオ→容疑者Xの挑戦)その点が心配だったのですが、ごくせんはテレビ版を正しく踏襲していて、安心して楽しめました。
…ここからネタバレありです…
上記したように、テレビ版と同じのりでどたばたコメディーを中心とした世界が広がります(ちょっとテレビ版より派手だったかもしれません)
ストーリー展開は、前半に現役生が中心のものが一つ、後半のメインに前年度卒業生(3回生?)のものが一つと、すっきりしています。細かなひねりはなく、その分ストレートに話が盛り上がって、ラスト付近ではけっこう涙を誘います。
今回は、現役生だけというよりも、卒業生(1回生~3回生)が、世代を超えて駆けつけてきます。それぞれの年代に応じて、仕事や学校で頑張っていて、一人一人の成長が実感できました。
この映画の一番のメッセージもそこにあるのではないでしょうか。これまで現役高校生だけをメインに描いてきて、学生ものというポジションをとっていましたが、今回、卒業生・それも異なった世代の卒業生達を出すことにより、学校を卒業した後の成長のビジョンが示せたと思います。
その分、現役の高校生が、いつも以上に子供っぽく見えてしまいますが、それがまた、今後の成長を期待させる存在として浮かび上がってきます。
学生にとっては、卒業後の具体的なイメージが持て、社会人になった私たちには、自分の人生を振り返るきっかけにもなったのではないでしょうか。
そういう意味で、どの世代の心にも訴えることの出来る、普遍的なテーマを持った映画となったと思います。
卒業生達の、ヤンクミのお株を奪うような台詞「おれたちはこの先公の教え子だよ」(若干違うかもしれません(^^;))には、彼らの誇りがにじみ出ています。最後の戦い(?)にヤンクミを一人で行かせた教育実習生の小田切が、ほかの人に非難されたとき、「俺たちは自分の出来ることをすればいい」という言葉も、学生ではなかなか出ない大人の発言の重みが感じられます。
とまあ、重たいことを言いましたが、それらすべてが、ごくせん独特のコミカルさと威勢のいい啖呵の切り方で、気持ちよく描かれています。おなじみのレギュラー達も健在で、特に猿渡教頭(失礼!校長でした)との掛け合いはいいですね!
ヤンクミ火薬持ってる?というやり過ぎもありますが、そこはさすがに映画ですから、サービスということで(^_^)
見ていて楽しく、ちょっと心にじ~んとくる佳作でした!
出 演 仲間由紀恵(ヤンクミ)
亀梨和也(小田切竜)
生瀬勝久(猿渡五郎)
(その他、多数のイケメン達が出演します(^^))
2009年7月12日(日)に観に行きました。ごくせんはこの映画で終わるというので、ファンとしては見ておかなければいけないということで、カミさんと観に行きました。
この手の映画は、テレビ版とは趣を異にするものも多く、(例えばテレビ版ガリレオ→容疑者Xの挑戦)その点が心配だったのですが、ごくせんはテレビ版を正しく踏襲していて、安心して楽しめました。
…ここからネタバレありです…
上記したように、テレビ版と同じのりでどたばたコメディーを中心とした世界が広がります(ちょっとテレビ版より派手だったかもしれません)
ストーリー展開は、前半に現役生が中心のものが一つ、後半のメインに前年度卒業生(3回生?)のものが一つと、すっきりしています。細かなひねりはなく、その分ストレートに話が盛り上がって、ラスト付近ではけっこう涙を誘います。
今回は、現役生だけというよりも、卒業生(1回生~3回生)が、世代を超えて駆けつけてきます。それぞれの年代に応じて、仕事や学校で頑張っていて、一人一人の成長が実感できました。
この映画の一番のメッセージもそこにあるのではないでしょうか。これまで現役高校生だけをメインに描いてきて、学生ものというポジションをとっていましたが、今回、卒業生・それも異なった世代の卒業生達を出すことにより、学校を卒業した後の成長のビジョンが示せたと思います。
その分、現役の高校生が、いつも以上に子供っぽく見えてしまいますが、それがまた、今後の成長を期待させる存在として浮かび上がってきます。
学生にとっては、卒業後の具体的なイメージが持て、社会人になった私たちには、自分の人生を振り返るきっかけにもなったのではないでしょうか。
そういう意味で、どの世代の心にも訴えることの出来る、普遍的なテーマを持った映画となったと思います。
卒業生達の、ヤンクミのお株を奪うような台詞「おれたちはこの先公の教え子だよ」(若干違うかもしれません(^^;))には、彼らの誇りがにじみ出ています。最後の戦い(?)にヤンクミを一人で行かせた教育実習生の小田切が、ほかの人に非難されたとき、「俺たちは自分の出来ることをすればいい」という言葉も、学生ではなかなか出ない大人の発言の重みが感じられます。
とまあ、重たいことを言いましたが、それらすべてが、ごくせん独特のコミカルさと威勢のいい啖呵の切り方で、気持ちよく描かれています。おなじみのレギュラー達も健在で、特に猿渡教頭(失礼!校長でした)との掛け合いはいいですね!
ヤンクミ火薬持ってる?というやり過ぎもありますが、そこはさすがに映画ですから、サービスということで(^_^)
見ていて楽しく、ちょっと心にじ~んとくる佳作でした!
「ごくせん」からは本当にたくさんのイケメン俳優さんが輩出し活躍されてますね。
これで最後というのは寂しいです・・
行事が終わると、時の経つのを感じる今日この頃です(^^;)
ごくせんの生徒さん達は、みなさんたくましく大人になっていて、いい感じだったと思います。
ホントにこれで終わりは寂しいですね。