サンタクロースがいると信じていた頃、サンタは家のクリスマスツリーに飾り付ける、窓が青いセロファンでできていて綿の雪が降り積もっている小さなお家の中からやってくると思っていた。妖精みたいなものだから、クリスマスまでお家の中で眠っていて、ツリーに飾ると起きるのだと。
ツリーは毎年、祖父が山から切ってきてくれた。樅ではなくてかやの木だったけれどチクチクした葉っぱに気をつけながら、サンタの小さなお家を大事に飾り、飽かずその青い窓から中を覗いていた。
祖父いうところの、耶蘇の誕生祭り中それは続いて、ごく幼い頃はプレゼントをもらうよりも、小さな家に住むサンタクロースと友達になれないものかと考えていた。
もう少し大きくなって妹が生まれ、母が再度働き出した頃から、家のクリスマスは豪華になって、家族で祝うものになったと記憶している。
それまでは、小さなわたし一人を喜ばすために大人が用意してくれるクリスマスツリーとオーナメントのサンタの小さな家が、わたしのクリスマスだった。
あれは今どこにあるのか。遠い昔に失われてしまったんだろうか。
ツリーは毎年、祖父が山から切ってきてくれた。樅ではなくてかやの木だったけれどチクチクした葉っぱに気をつけながら、サンタの小さなお家を大事に飾り、飽かずその青い窓から中を覗いていた。
祖父いうところの、耶蘇の誕生祭り中それは続いて、ごく幼い頃はプレゼントをもらうよりも、小さな家に住むサンタクロースと友達になれないものかと考えていた。
もう少し大きくなって妹が生まれ、母が再度働き出した頃から、家のクリスマスは豪華になって、家族で祝うものになったと記憶している。
それまでは、小さなわたし一人を喜ばすために大人が用意してくれるクリスマスツリーとオーナメントのサンタの小さな家が、わたしのクリスマスだった。
あれは今どこにあるのか。遠い昔に失われてしまったんだろうか。
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