唐突ですが…
あと数日「しか」ない…
できなかったらどうしよう…。
という思考は私にはない。
あと○日「も」あるだ…。
とにかくやるしかない…瞬間的に覚悟を決めて「やる!」と決めた以上…どうしたらできるかしか考えない…
とにかく頭の中の成功イメージだけに集中する。
成すべきをなすしかない…。
怯まない、怖じ気づかない…躊躇しない…若しくは動きながら考えるという一か八か…博打みたいな生き方ですね(笑)
無計画とか、無謀だとか、衝動的とも言われますが、では、何故そのような生き方になったのか?理由は折に触れてこれまでblogでも書いてきました。
百々のつまりは「自分はどんな生き方がしたいのか?」ということだ。
「しか」と思うか「も」と思うかで生き方も変わってくるもんだ…。
特に仕事においでは、この年になっても、やりたいこと、やったことないことにチャレンジしている。そして、色んな事に興味を持つ…。
新しい何かを始めるときは、当然経験がないので不安になりますが、やりたいなら考えずにとりあえずやってみる…ことにしている。
経験から学ぶことの大切さを知っているし出来たときの達成感が何より嬉しいからだ…
周りから反対されたらやらない…周りからの評価が悪くなるからやらない…そのような選択肢はない。
自分の目で見て聴いて感じたこと以外は信じない…というところもある。
話は逸れるが…
以前、社長秘書の職務に就いて間もない頃、社長にこう問われました
「秘書にとって一番大切のことはなんだと思う?」
私は「社長が常に本業やマネジメントに専念できるよう陰ながら補佐することでしょうか?」と答えたが、
社長の答えはこうだった…。
「必要な時は必ず傍にいること。必要でないときはその場にいないことだよ…」
それともうひとつ
「物事や人の本質を見抜くこと」と言葉少なに言われた…。
始めは???ちと理解できずにいたけど、要は「瞬時に場の空気を読む」ということなんだと悟った…
この職務を経験し身に付いたことは「察知力」「洞察力」「コミニュケーション力」「ホスピタリティ」「情報収集力」「情報処理能力」「瞬発力」だろう…
社長秘書の役割って
社長を補佐する定型的業務と非定型的業務とがあるが、どれも奥が深くゴールがない。
私の場合、特に秘書検定を受けたとか、秘書の経験があった訳ではなかったが、
そこに至るまで色んな職業に就いた経験、それとなにより「愛社精神」と「忠誠心」があったからだろう。
ありがたいことに、社長という尊敬できる上司に巡り会えたこと、転職を繰り返して身に付いたことが、私の基盤となったのかもしれない。
この経験…
結局のところ…以降様々な場面で活きている。
プライペートでは、のんべんだらりとマイペースな時間を過ごす私も、一度ビジネスモードにスイッチが入ると、別人になる(笑)
変な例えだが、アドレナリンが噴射して(笑)目や耳が後ろにも付いてる感覚になる…。アンテナを張り巡らせ、情報をキャッチして瞬時に動く…
右手で仕事もしながら次の仕事を左手で取りかかる…で時間配分と段取りを考えながら動いているのがわかるのです。
無理だろうと思われることもとにかくやってみようとする…。
良くも悪くも身体で覚えた経験は必ず知恵となって活きる場面が出てくるからだ。
私が料理を作る「プロセス」が好きな理由もおそらくそこからきている…
しかしながら私の弱点は、集中力が永続きしないこと
…瞬発力はあるけど持続力はない…また、仕事は早いけど雑だ(笑)
こうやって自分への課題も見えてくる。
そして、「人や物事の本質を見極める」という訓練の結果、多くを語らず聞かずとも瞬時に「何が正しいか?」素早い判断ができる…。
一を聞いて十を知る事ができるようなったかもしれない…。
これは明らかに、以前のblogにも書いた、社長との「禅問答」の賜物だろうと思う今日この頃…。
師に心から感謝する…。