canonさんから、公園猫の見守りをはじめた頃のメモリーをいただきました。
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ワタシは、実は動物アレルギーがあるのですが、どうしてもわんこと暮らしたくて、昨年それを実現しました。
パピーの花音ちゃんv
いっしょに暮らしはじめてからひと月後、ワクチン接種のため動物病院へ行った帰り、ふとみると猫たちの集まる公園があり、そこでごはんをあげている方に出会いました。
話をしているうちに、ここの猫たちはボランティアさんたちにより不妊去勢手術をされていること、その方は、毎日この時間猫たちにごはんをあげに来ていることが分かりました。
よかったらまたおいでとその言葉が始まりでした。
花音と一緒に、朝はいつものコースを、夕方はその公園に散歩に行く毎日が始まりました。
そして気がつけば、仕事の都合がつく時は毎日公園にいる私がいました。
ボランティア仲間からもすぐ来なくなるんじゃないかと思われていたようですが、私自身も、毎日のように通う事になるとは意外でした。
canonさんちの家族になったさきちゃん
猫たちの目は寂しそうに見えました。
ヒトの都合で捨てられた猫、飼い猫なのにも関わらずごはんをもらえないのか通ってくる猫、公園猫たちの境遇を聞き、
毎日毎日一生懸命生きているその姿をみて、何かしたいと思うようになったのが、保護活動に携わるきっかけになりました。
里子に出た「顔でか君」改めルルちゃん
この活動は一人でやっているわけではないので、たまには皆でおしゃべりして、辛いことも嬉しいことも分かち合い、支え合えるのがいいと思います。
猫たちに里親さんがみつかるのはとても嬉しいことで、日々の活動の疲れが癒され、また新たな遣り甲斐を感じることができます。
思えば花音と暮らし始めたのが、こうやって猫たちにかかわる生活の始まりでした。
私は今日もほそぼそと、花音とともに活動中です。
みなさま、これからもよろしくお願いします。
そして、私たちの会に興味をもっていただけたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
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外で暮らしている猫たちを、捕まえて、不妊・去勢手術を施し、元いた場所へ戻す、TNR(Trap Neuter Return)という言葉、最近ではわりと知られるようになったみたいです。
元いた場所へ戻した後、canonさんたちがしているように、手術した猫たちの見守りを続けると、外暮らし猫を地域ぐるみでケアする「地域猫」というモデルに近づきます。
猫は、けっこうな勢いで繁殖します。
生後半年ぐらいで繁殖可能な体に成長し、年に2~3回発情期がきて、一回の出産で3~5頭生まれます。
動物が好き、猫が好きという人は、外暮らし猫を見るとかわいそうになり、食べ物をあげたくなるものですが、猫の方はすぐ、ごはんをくれる人と場所、時間などを憶えて、繰り返しそこでもらおうとします。
それにハマってしまう人は、なかなかごはんを持っていくのを止められません。
しかし、ここで、猫の繁殖をコントロールしないと、ネズミ算式に増えていく猫たちを前にお手上げ状態になります。
じっさい、保健所へ持ち込まれ殺処分される動物のほとんどは仔猫です。
親猫にごはんをあげながら仔猫は産まれるたびに保健所へ、あるいは、増えてしまって困ると親子ともども保健所へ、というケースもあります。
外暮らし猫にごはんをあげるというちょっと善いことをしているつもりが、結果的に猫をひどい目にあわせていることになります。
猫がキライ、あるいは動物一般を苦手とする人にとっては、発情期の猫のかしましい鳴き声や強いニオイのあるスプレーおしっこは、迷惑以外のなにものでもないでしょう。
不妊・去勢手術をした猫には、そういう発情期特有の行動がなくなります。
また、雄猫は、生死にかかわるようなひどい喧嘩をしなくなりますし、雌猫の子宮の病気なども心配なくなるので、猫たちにとっても少し寿命がのびるチャンスになります。
外にいる猫の不妊・去勢手術は、動物の好きな人と苦手な人のいるヒト社会に、猫たちの居場所をつくる、歩み寄りのワンステップともいえます。
多摩市では、飼い主不明猫の避妊・去勢手術をしたいと思う人に、手術費の一部を助成する制度を設けています。
詳細はこちらへ。
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ワタシは、実は動物アレルギーがあるのですが、どうしてもわんこと暮らしたくて、昨年それを実現しました。
パピーの花音ちゃんv
いっしょに暮らしはじめてからひと月後、ワクチン接種のため動物病院へ行った帰り、ふとみると猫たちの集まる公園があり、そこでごはんをあげている方に出会いました。
話をしているうちに、ここの猫たちはボランティアさんたちにより不妊去勢手術をされていること、その方は、毎日この時間猫たちにごはんをあげに来ていることが分かりました。
よかったらまたおいでとその言葉が始まりでした。
花音と一緒に、朝はいつものコースを、夕方はその公園に散歩に行く毎日が始まりました。
そして気がつけば、仕事の都合がつく時は毎日公園にいる私がいました。
ボランティア仲間からもすぐ来なくなるんじゃないかと思われていたようですが、私自身も、毎日のように通う事になるとは意外でした。
canonさんちの家族になったさきちゃん
猫たちの目は寂しそうに見えました。
ヒトの都合で捨てられた猫、飼い猫なのにも関わらずごはんをもらえないのか通ってくる猫、公園猫たちの境遇を聞き、
毎日毎日一生懸命生きているその姿をみて、何かしたいと思うようになったのが、保護活動に携わるきっかけになりました。
里子に出た「顔でか君」改めルルちゃん
この活動は一人でやっているわけではないので、たまには皆でおしゃべりして、辛いことも嬉しいことも分かち合い、支え合えるのがいいと思います。
猫たちに里親さんがみつかるのはとても嬉しいことで、日々の活動の疲れが癒され、また新たな遣り甲斐を感じることができます。
思えば花音と暮らし始めたのが、こうやって猫たちにかかわる生活の始まりでした。
私は今日もほそぼそと、花音とともに活動中です。
みなさま、これからもよろしくお願いします。
そして、私たちの会に興味をもっていただけたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
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外で暮らしている猫たちを、捕まえて、不妊・去勢手術を施し、元いた場所へ戻す、TNR(Trap Neuter Return)という言葉、最近ではわりと知られるようになったみたいです。
元いた場所へ戻した後、canonさんたちがしているように、手術した猫たちの見守りを続けると、外暮らし猫を地域ぐるみでケアする「地域猫」というモデルに近づきます。
猫は、けっこうな勢いで繁殖します。
生後半年ぐらいで繁殖可能な体に成長し、年に2~3回発情期がきて、一回の出産で3~5頭生まれます。
動物が好き、猫が好きという人は、外暮らし猫を見るとかわいそうになり、食べ物をあげたくなるものですが、猫の方はすぐ、ごはんをくれる人と場所、時間などを憶えて、繰り返しそこでもらおうとします。
それにハマってしまう人は、なかなかごはんを持っていくのを止められません。
しかし、ここで、猫の繁殖をコントロールしないと、ネズミ算式に増えていく猫たちを前にお手上げ状態になります。
じっさい、保健所へ持ち込まれ殺処分される動物のほとんどは仔猫です。
親猫にごはんをあげながら仔猫は産まれるたびに保健所へ、あるいは、増えてしまって困ると親子ともども保健所へ、というケースもあります。
外暮らし猫にごはんをあげるというちょっと善いことをしているつもりが、結果的に猫をひどい目にあわせていることになります。
猫がキライ、あるいは動物一般を苦手とする人にとっては、発情期の猫のかしましい鳴き声や強いニオイのあるスプレーおしっこは、迷惑以外のなにものでもないでしょう。
不妊・去勢手術をした猫には、そういう発情期特有の行動がなくなります。
また、雄猫は、生死にかかわるようなひどい喧嘩をしなくなりますし、雌猫の子宮の病気なども心配なくなるので、猫たちにとっても少し寿命がのびるチャンスになります。
外にいる猫の不妊・去勢手術は、動物の好きな人と苦手な人のいるヒト社会に、猫たちの居場所をつくる、歩み寄りのワンステップともいえます。
多摩市では、飼い主不明猫の避妊・去勢手術をしたいと思う人に、手術費の一部を助成する制度を設けています。
詳細はこちらへ。