その2は「前準備」と「穴あけ」です。
前回の投稿につきアッテネーターに関するアドバイスをいただき、ブログも拝見しとても勉強になりました。
男うちごはんさまありがとうございます。
迷った結果『別途ステップアッテネーターを作る』と決めました。
理由は、このダミーロードの測定用端子には、同軸ケーブルを通したトロイダルコアでピックアップしたものを出そうと考えており(うまくいくかは不明)つまり入力電圧そのものでなく値に意味は無いことからです。
しかしアッテネーター(特に受信感度測定などに)は欲しいのです。
仕様を決めたので早速製作にかかります。
先ずは前準備。
【1】抵抗の端子用台座を作ります
使う予定の抵抗器は下の写真のような形で真ん中の端子がひ弱です
同軸ケーブルの芯線から受ける力に耐えられそうに思えず台座を用意することにします
約3mmの厚みが必要なので基板を3枚分重ねて使うことにして切り出しました
1枚のみ端子が付く部分を油性マジックでカバーしてエッチングします
エッチング液に使う物は台所と救急箱にあります
--参考----
Digi.Mecha.Worksさんの「クエン酸を使ったプリント基板のエッチング」
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1.ジップロックにエッチングする基板が余裕で浸る位のオキシドールを入れる
2.溶けなくなる(つまり飽和する)までクエン酸4:塩1の割合で掻き混ぜながら入れる
3.基板を入れる(気温が低い時は湯煎する)
4.インスタントコーヒーを淹れる
5.気が向いたら様子を見る
6.泡(気泡)が出てきたら化学反応している証拠です
※発生しているガス、エッチング後の液は毒性の強い危険物です
適正に処理してください
エッチング液は、アルミホイルをちぎって入れておくとできる沈殿物を取り除けば多めの流水と一緒に流して大丈夫のはずです
間違っていらたご指摘ください
エッチングが終わった台座用部品
アロンアルファで接着します
このように使う物です(穴開け後のヒートシンクに乗せてみた写真)
【2】穴開けです
ケースの天地を逆に使うほうが都合よさそうです
こんな感じにしようと思います
ケース上部に乗せるヒートシンクは両面テープで仮付けして固定用の穴を開けます
前面は図面を原寸大で印刷しテープで張り付けました
抵抗器部分の角穴は現物合せで開けました
穴開け行程は両手が塞がっていることが多く写真を撮る余裕がありませんでした
精密にと心がけますが、やはり手持ちドリルだと位置はズレるし垂直を保てません
フライス盤せめてボール盤が欲しい
穴開けを終え本日はここまで
次回は組み立て、次々回は測定・・・と進みたいと思います
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