前編で同軸ケーブルの短縮率が0.66~0.67辺りだということを確認しました。
いちいち確認する人は滅多にいないと思いますが・・
次は実用ケーブルの切り出しです。
144/430MHz帯共用としたいので、両バンドの1/2λの公倍数の整数倍にする必要があります。
435(MHz) ÷ 145(MHz) = 3 キッカリ3倍(当たり前ですが)なので、145MHzの1/2λの整数倍に切り出せば共用できます。
長期保存品として出品されていた5DFBです。
少しキンクがあったので温めながらゆっくり伸ばし、事なきを得ました。
可能な限り最短にすべきですが、FUKIKURAさんのページ(http://www.fujikura-dia.co.jp/pdf/95.pdf)で仕様を見ると損失は
144MHz:0.76dB/10m
430MHz:1.35dB/10m
微小信号を聞くことは無い予定なので気にせずに余らせておくことにしました。
VNAに同軸ケーブルを接続しカットしていきます。
こんな感じになりました。
※2022/1/15
5DFBの短縮率は0.67ではないとのご指摘をいただきました。
おっしゃるとおり絶縁体に発泡ポリエチレンが使われている場合は0.8位のようです。
このことから、この投稿には大きな間違いがあることがわかりましたので、信じないでください。
yamaham 様 どうもありがとうございました。
1.測定誤差・測定方法(50Ωで短絡する方法で行う方法もある)・測定環境等から、偶然0.67となったものか
2.本品(同軸ケーブル)固有のものか
3.それ以外の理由によるものか 判定できません
実際に使う前にもう一度測定してみるつもりです。
猫田にゃんきっちゃん
次は
1.アルミ板でアンテナ基台を作る
2.ダミーロードを作る
3.安定化電源のメンテナンス
のどれかにしようと思います。
0.8位なのですね・・・
辻褄が合わないということは、何から何まで間違っているということでしょう。
やり直してみます。
ありがとうございます。