「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

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スパイス、爆薬、医薬品 ~世界史を変えた17の化学物質~

2011年12月29日 20時18分55秒 | 精神哲学 ~魂の筋力をつける朋塾~
スパイス、爆薬、医薬品 - 世界史を変えた17の化学物質
クリエーター情報なし
中央公論新社

こんばんは。

これ、今読んでいるんですけれど、面白いんですよ。

世界の歴史で、スパイスは大きな貿易の取引の的でしたし、爆薬も世界史を塗り替えましたし、医薬品は、ほんと、どうでもいいところから、見つかったペニシリンってものがありましたね。本当に、ただ単に、歴史は出来上がっているんじゃなくて、私たちの生活の中のニーズによって、色々と経ってきたんですね。

スパイスと言えば、ターメリック(うこん)、コショウ、グローブ、シナモンなんか有名ですよね。

元々は、欧州では、スパイスが採れないんですよ。コショウなどが、肉の保存の為に用いられたり、抗菌や、臭み消しってことで、随分重宝されたんですよ。確かに、ある程度、臭みを抜かなくては、肉は食べられないものもありますからね。手に入りにくいものだと、希少価値もあって、やはり、スパイスで戦争を起した事もありますからね。

 

世界の中で、生産できる土地もあれば、生産が不可能な土地もある。色々、土地や、温度や、緯度などの条件があるとは思いますが、それ故に、生産できないところとしては、莫大な価値を持ち、生産できるところを、制圧し、手に入りやすい環境を作り出すこと=強者だったんだとは思いますけれどね。

私は現在、これと平行して、他の本も読んでいますが、世界史から学べる事って本当に色々あります。と言うより、「歴史は繰り返す」と人がよく言うでしょう。

歴史って、世界の流れを知る事にも、経済の流れを読み取る事にも、この先の生き方を考えるにせよ、とても参考になる学問です。

ファッション一つを取っても、長い目で見ると、意外とファッションは、またリバイバルとして流行ることがあります。まぁ、かといって、最近は、逆三角形のシルエットが流行りなのですが、だからと言って、肩パッドばりばりの80年代のようなことはありません。少しずつ、少しずつ、同じに見える振り子の動きは、変わっているんですね。

とはいえ、私は実は、世界史に弱い(笑)ので、よく読んでおきます。

 

 

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