こんばんは。
友人が、この不況で金策にジュエリーを売りに行ったと言う。ただ、色石はあまり値がつかず、どうしようと思う時に、ジュエリーキチガイと呼ばれているわたしを思い出したらしい。
相談があるので、見て欲しいと連絡が来た時、わたしは自分の家を指定した。
彼女は、バラバラと、ジュエリーの色石を持ってきていた。どれも値がつかず、プラチナ製だと、地金だけでも、軽自動車や、自動車一台分の金額を注ぎ込んだジュエリーが、ただの1万円にもならないと嘆いて、良かったら見て欲しいと言う。
パラパラ見てると、割と初期の頃のパライバトルマリンを所持していて、しかも、ひとつひとつが小さい。いや、これじゃ値段はつかないなと思いつつ、申し訳ない気持ちで、宝の山を見せていただいた。
自分の琴線に触れた石があって、それを踏まえて、もうひとつコレクションをさらった。値段はわたしが決めていいらしい。
結局、ルビーやサファイア、エメラルドは、割とカラットがあったので、買取屋じゃなくてフリマで売れば売れる。ダイヤは手元に残す程度の小ささ。
けど、このパライバは無理だろうな。
とか言いつつ、先日ネットでパライバを購入していたわたし。なんかスゲー集まるなと。グランディディエイトも買ってて、不思議だなと。
ところが、その2つ、面白かった。手に取ったら、風が吹いたのだ。そう、スーって、風が吹いて、自分のモヤモヤが晴れた。こんな小さなパライバに何があるんだろう。
それだけで、もう、好奇心が動いた。
相手に失礼のない十分なお金を包んだ。軽自動車って額は無理だけど、出来合い買ったらこんな値段って感じ。買い叩く事は、これからの自分に何か起こることに対して失礼だと思った。
こんな面白い石ありがとう。
友人は喜んで帰って行った。いや、喜んだのはわたしだ。
面白い石だ。
と言うことで、現在、それを楽しんでるところ。風の吹き方が面白い。いや、毎日が楽しくなった。
その内楽しさを伝えるね。
朋