諸行無常の旅日記

過去、今、現在のまち、旅、食の栞記になることについてぶやきます。
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弥生 春のいただき

2023年03月07日 | 菊乃井 会席 春

弥生三月散歩道

 春 心が浮き立つ
   桃の節句 白酒
    梅 桜 鶯 蛤

 季節の美味しい材をいただく

 日本は素敵

 今年もいただきました



弥生 三月
 変わらない美味
 変わらないことの本物
  昨年もいただきました

お品書き


期待が膨らみます

八寸

毎年この季節 桃の節供の器
桃の組紐が心浮き立ちます

開けると そこは春の梅枝が...


貝合せ
 白魚雛鮨が春を感じさせます

向付

 明石鯛 そして 出世魚さごし

蓋物

 蓋には鶯

 蛤真丈
  蛤が春を感じます
   噛めば噛むほど味を感じます

焼物

 烏鰈
  お口の中で広がる 甘み そして しっとりとした味
  卵の黄身をそぼろにしかけています

揚物

 河豚 骨付き
  骨周りのコラーゲンがぷりぷり
  手づかみでいただきました

強肴

 大変な一品
  雲子が三宝柑に
  ぴりりとした銀餡がアクセント
  お口に甘みとマッチ
  美味しい

御飯

 雛ちらし寿司
  ほど良い塩梅の酢飯
  錦糸玉子 海老そぼろ
  お口に具材と一体になり広がります
  美味しい
 椀 椎茸のすり流し
  黒胡椒がアクセント

水物

 マンゴースープ 果肉が入っています
  ホロ酸っぱい甘味
 ピスタチオの香りが一杯に広がり
  渾然一体をなす仕上がり
 しめに最高の水物

今年も 変わらぬ 味をいただきました
感謝

お酒は
 グラスビール
 菊乃井吟醸
 響ソーダ割り
をいただきました

お持ち帰りに
 穴子の炊き込み御飯 2合
 夕食にいただきました
 こちらも変わらぬ味
  山形の飯粒の炊き具合が最高です
  冷えてもなお美味しい



今日で何回目の菊乃井さんなのか
 忘れました
  しかし体と舌が覚えている

本物 そして 季節
 を感じることができるのは幸福と言える

コロナも大分落ち着いはじめたこの頃
 普通のありがたさに改て感謝
  再び病気が蔓延ることのないことを祈ります

弥生三月散歩道
 梅の花 桜の木には 咲きませぬ

近々桜を愛でに行きます さくらさか

令和五年弥生 8月の風
 次回は 皐月
  軽井沢 万平ホテル 改修中
  菊乃井 皐月料理
 良いものに出会えることに感謝します
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