諸行無常の旅日記

過去、今、現在のまち、旅、食の栞記になることについてぶやきます。
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春の福の食事は はんなり

2023年01月08日 | 春の福を招く料理

春には春の福料理

今年は春からお席をいただけました
 皆さんに少しばかりのおすそ分け



今年のおせちは菊乃井さん
 やはり良いです
  ビッくらポンの数の子の数
  煮豆の美味しいこと
  全てに手間がかかっています
  食べあきない 口が箸を呼びます

令和五年 初春のお品書き
 今年は特別に春の福(河豚)料理
  そして 京のお雑煮を

すべてが基本お酒のあてになります
飲み物は
 淡麗ビールを最初に
 泡の日本酒 びっくり仰天
 王道の 特別大吟醸菊乃井

食事は、馴染みの板長等と会話を交え 約2時間と少し
春からよい時間を過ごせました(感謝)

お品書き


猪口

 下に赤飯が餡と絡まり美味しい
 雲丹と山葵がアクセント
 春の口開けの一品です

八寸

 花びら寿司 京の菓子をイメージ
 小川唐墨  まったりとした唐墨に烏賊を巻いてあります
 殆どがおせち料理です
  これで 菊乃井さん2度目のおせち

向付

 福 ふく です
 河豚は福を呼ぶいただきもの
 今年は 3Kg程 の福をいただけました
 これで 白子雑炊が楽しみ
 極みは
  あん肝を溶いたポン酢 と レモン塩
 で頂きます
 濃厚な味 さっぱりした味 が舌が喜ばしいと悲鳴
 福は噛めば噛むほどお口の中で
  歯ごたえ 甘み
 が無限に広がります

蓋物

 フカヒレです しかもヒレ一枚
 スープはすっぽん
 胡麻豆腐と焼葱がアクセント
 すっぽんのゼラチンと濃厚なスープに浸ったフカヒレ
 美味しい そして 滋養を
 こちらは今年も健康に美味しくとのお店のご配慮 

 余談
 どこかの番組で フカヒレとマロニー の違いは?
 しっかり本物を自分で頂いていな人はわからないでしょうね
 本物の美味を

焼物
 
 

 直ぐにわかりますね
 この大きさの福
 二人で半身づついただきます
 ほんのり焼き上がり
  香り 甘さ そして骨までしゃぶれます
 素手で骨の周りまですべていただきました

強肴
 普段は
 鴨 魚 肉(あまり菊乃井さんでは4足は使いません)
 今回は 新春であり 京雑煮を馳走していただけました

 白味噌に丸餅
 そしてホクホクのえび芋が口の中で溶けます
  しかし溶けません
 ほんのり甘い白味噌
  美味しいの一声

ご飯

 ふくの白子雑炊
 白子持ちが上がれば良いですが
  昨年からお願いしいただけました
 ほんのりとした甘み そして ふくの香りがお口いっぱいに
 本当に美味しい 大好きです
 息子は腹いっぱいなのにしめの雑炊は平らげました

ここでお腹いっぱいなので
留椀の粕汁は遠慮させていただきました

水物

 八朔杏仁豆腐
 八朔の酸味と甘味に 杏仁豆腐 がよくあいます
 蓋の部分ももったいないので 八朔 を絞りいただきました

今年の春のいただき初めをいただくことができました
すべての料理が

はんなり


ぜひ皆さんにいただいて欲しい食です
今年もよろしくお願い申し上げます



世の中
 コロナ
 物価上昇 インフレ
 円の不安定
 株の低迷
 企業価値の不透明
 政治の不透明
今年も難の続く日々が続きそうです
一部では 景気回復 経済回復 等いわれています
インフレ率が 5% はどうなんでしょうか?

皆さま 健康 が一番です
寒さはこれからが本番 特に受験生の皆さんはきをつけなはれ

来月は 京都高台寺 大徳寺 祇園 木屋町 辺りでと
行ってきましたらまたご紹介します

 懐石 そば 天ぷら すっぽん 鴨 お肉も美味しい
 隠れた北のフレンチも美味しい
 漬物も美味しい季節です
 新酒で一杯ですね

今年も美味しいものをいただけますように
日本の 食材 調理 関わる人々に感謝します

令和5年1月8日 快晴 8月の風




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