さんそな日常

さんそが綴る日常あれこれ

ため息が出る

2007年01月19日 01時03分05秒 | エンタメ
最近、なんだかストレスフルです。
目にするもの、耳にするものがいろいろ気に入らない。

というわけで、ちょっと気分転換したいと思って、本を買ってきました。


隠し剣孤影抄

文藝春秋

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藤沢周平の「隠し剣」シリーズです。
”秘剣”にまつわる8つの短編が収められています。
「隠し剣鬼の爪」は映画化もされています。


寝る前と、通勤電車の時間を使って真ん中辺りまで読んだのですが、



これ、絶対おすすめです!


世間では時代物はおじさんの読み物で、地味~な話・・・
と思われているかも知れませんが。
そんなことは全くありません。

それどころか、大活劇あり!涙あり!色もあり!という一大エンターテイメントなのですよ。
そして何より、人情があります。
人と人との間から生まれてくるものが感じられるのです。


そうそう、もう一冊の「隠し剣秋風抄」には今かかっている映画「武士の一分」の原作が収められています。


新しい年、時代物などいかがでしょうか~


池波正太郎の「剣客商売」もオススメです。